スーパーで売っている野菜を見ると色も形もきれいに整っています。 そして私たちはそれが普通だと思っていますよね。 虫なんかが食べた跡があったらキモチ悪くて買わない人が多いと思います。 でもこれって農家さんが一生懸命努力をして病気や害虫対策の管理をした結果、出荷した野菜だからなんですが 実は・・・ きゅうりに限りませんが 野菜はみんな栽培過程で病気や害虫に遭う可能性が極めて高いです。 むしろ全く病気や虫の被害に遭わない方が不思議です。 そのため水やりなどの管理の他にもしっかり病害虫対策をする必要があります。 今回はきゅうりが掛かりやすい病気である 「うどんこ病」の原因と対策について紹介したいと思います。 もくじ(タッチすると移動します)• )がきゅうりの葉っぱに表れる病気です。 進行すると 光合成がうまく出来なかったり 葉から栄養分を吸収されてしまうので花は咲かない、 実が成らない、成っても味が悪く、最終的に株が 死んでしまうことがあります。 これはきゅうりだけではなくトマト、ミニトマト、イチゴやナスやカボチャなんかもかかってしまいます。 植物の病気の原因は主に3つあって1つ目はカビ2つ目は細菌、3つ目はウイルスです。 スポンサーリンク うどんこ病の原因 今うどんこ病はカビだと説明しましたがということは 発生原因はだいたい想像がつくでしょうか? 高温多湿でジメジメしているとカビって生えますよね? 風通しが部屋がカビ臭いなんて話も聞いたことがあると思います。 それと同じようにこのうどんこ病の場合も 栽培している環境が大きく関係しています。 うどんこ病の発生時期は真夏を除いた6月~11月です。 うどんこ病も含め多くの菌は高温多湿のときに発生しやすいのでが、 このうどんこ病に限っては空気が乾燥していても発生してしまうのでなかなか手ごわい病気です。 気温の影響だけでなく密植による蒸れ、野菜の鉢を数鉢並べて置いている、 その他はチッ素成分の多い肥料が効きすぎて しまった場合も原因になります。 うどんこ病の対策 幸いにもうどんこ病は目に見えるのですぐ病気にかかってることがわかります。 対策はまず、 白い斑点が出ている葉はすべて取り除きましょう! じゃないとどんどん広がっちゃいますから。。 同時に株間の風通しを良くすることが大切ですよ! 次に与えている肥料の成分がチッ素成分の多い肥料かどうか確認しましょう。 まぁこの辺は初心者の方は心配しなくてもいいかもしれません。 おそらく肥料が配合された野菜用培養土で苗を植えたり、肥料を播いていても野菜栽培全般に使えるハイポネックスやマイガーデンベジフルなどの液体肥料や粒状の肥料を使用していると思います。 とりわけチッ素成分に偏った肥料を敢えて使用していなければ大丈夫ですが、一応確認してみて下さい。 だいたい容器の後ろにN6ーP6ーK6のように書かれているので、N(チッ素)の割合がP(リン酸)K(カリウム)より多かったらその チッ素成分の多い肥料を与えるのはストップして下さい! うどんこ病に効く殺菌剤 価格:785円(税込、送料別 早め早めの対応をして病気が広がらないようにしましょう! 夏秋キュウリで再チャレンジできる! どの葉にも白い斑点が広がってしまい、うどんこ病が株全体に広がってしまった場合、 思い切ってうどんこ病にかかってしまった株の栽培は諦めて7月以降から10月まで栽培できる夏秋キュウリを栽培する方法もあります。 キュウリやナスなどは7月でもホームセンターで幼苗が販売されています! ちなみに、夏秋キュウリとは品種名を指すのではなく夏から秋にかけて栽培できる苗のことです。 キュウリの場合、成長が早いので真夏~秋にかけて春から栽培したときと同じように収穫することが可能です。 特に2019年は全国的に雨が続いており日照時間も少ないため、カビが原因であるうどんこ病は発生しやすいです。 プロの農家さんでも野菜栽培に苦労する年もあるので、ぜひ夏秋キュウリの栽培に再挑戦してみてはいかがでしょうか。 >> スポンサーリンク カテゴリー• 190•
次のうどんこ病とは?葉っぱが白くなるのはなぜ? うどんこ病とは、植物にカビの菌が住みついて葉っぱが白くなる病気のことです。 英語では「Powdery mildew」と呼ばれ、「カビ」や「べと病」のことを意味します。 5~6月、9~11月頃に発生しやすく、ほとんどの植物に発症する可能性があります。 カビが繁殖して白くなった部分は光合成をうまく行えず、放っておくと葉が枯れ、繁殖した菌が他の植物へ移って被害が拡大します。 うどんこ病は、初期段階であれば薬剤を使って繁殖を抑えられますが、症状が進むと葉っぱを切り取らないといけません。 発症した部分は回復しないので、早期発見と予防が大切です。 うどんこ病の原因は?発生しやすい時期は? うどんこ病の原因は、土や落ち葉の中に潜んでいる糸状菌といわれるカビです。 風に飛ばされてほかの植物に付着し、増殖します。 気温が高く、乾燥した環境を好み、生きた植物の葉の養分を吸いとります。 また、つぼみにつくと、開花が阻害されます。 5〜11月の間発生し、特に初夏〜晩秋にかけてが繁殖しやすい時期です。 この頃に多くの植物が生育期を迎えるので、予防策をきちんとたてておきましょう。 環境を整えるのはもちろん、窒素分が多かったり、カリウム分が不足しているとかかりやすくなるので、肥料の成分にも気をくばると安心です。 関連記事 2. 農薬や殺菌剤を散布する うどんこ病を起こすカビにもいくつか種類があり、同じ殺菌剤では効かないことがあるので注意してください。 例えば、ブドウにはブドウだけに付着・繁殖するうどんこ病の菌があります。 対象となる植物や果物、野菜の名前を確認し、適切な薬剤を使うことが大切です。 病変を切り取る うどんこ病にかかってから時間が経ってしまうと、自然治癒がむずかしくなります。 どんな対処をしても症状が改善しない場合は、早めに病気にかかった部分を切り取って被害の拡大を食い止めましょう。 葉っぱを切り取るのは心苦しいですが、処置が早いほど植物は元気になってくれますよ。 うどんこ病を予防するための対策は? うどんこ病は、「薬剤」と「育てる環境」によって予防することができます。 育て方で気をつけることは2つ。 「株や葉を整理して適度な湿度と日当たりを確保すること」と「土の水はけをいつもよくしておくこと」です。 定期的に水やりを行うのも効果的な予防法です。 水を土や植物にかけることで、適度な湿度が保たれ、菌があたりに飛び散るのを防ぎます。 しかし、水やりを意識するあまり湿度が高くなりすぎて、他の病気を誘発する失敗がよくあります。 例えば、バラは過湿によって黒星病が引き起こされるので注意してくださいね。 薬剤を定期的に散布しておくことも、予防の1つです。 うどんこ病になりやすい時期の前に、農薬や殺菌剤を散布しておくと効果的ですよ。 ただ、同じ薬ばかりを使っていくと、菌に耐性ができて効果が薄まってしまうので、いくつか揃えてローテーションで使うようにしてください。 うどんこ病になりやすい植物は?バラ/きゅうり/トマト うどんこ病は、多くの植物で発生し、植物によって病原菌が異なります。 とくにバラの被害が大きく、ほとんどの品種で発生します。 また、野菜でも見かけることが多いです。 きゅうりなどのウリ科の野菜で発生すると葉が黄色くなって枯れ、果実が曲がる原因にもなります。 発病初期からの薬剤処理は効果が高く、水を散布して乾燥を防ぐだけでも抑制効果が期待できます。 トマトのうどんこ病は2種の病原菌によって引き起こされ、主に葉の被害が多く、激しく発生すると葉柄・果柄・へたなどにも発生します。 屋外の畑で 栽培される際はほとんど実害はなく、主に施設栽培で多く発生するので注意してください。 日当たりと風通しのよい環境に気をつけて、発病した葉や落ち葉、株は伝染源になるのですぐに処分しましょう。
次のスーパーで売っている野菜を見ると色も形もきれいに整っています。 そして私たちはそれが普通だと思っていますよね。 虫なんかが食べた跡があったらキモチ悪くて買わない人が多いと思います。 でもこれって農家さんが一生懸命努力をして病気や害虫対策の管理をした結果、出荷した野菜だからなんですが 実は・・・ きゅうりに限りませんが 野菜はみんな栽培過程で病気や害虫に遭う可能性が極めて高いです。 むしろ全く病気や虫の被害に遭わない方が不思議です。 そのため水やりなどの管理の他にもしっかり病害虫対策をする必要があります。 今回はきゅうりが掛かりやすい病気である 「うどんこ病」の原因と対策について紹介したいと思います。 もくじ(タッチすると移動します)• )がきゅうりの葉っぱに表れる病気です。 進行すると 光合成がうまく出来なかったり 葉から栄養分を吸収されてしまうので花は咲かない、 実が成らない、成っても味が悪く、最終的に株が 死んでしまうことがあります。 これはきゅうりだけではなくトマト、ミニトマト、イチゴやナスやカボチャなんかもかかってしまいます。 植物の病気の原因は主に3つあって1つ目はカビ2つ目は細菌、3つ目はウイルスです。 スポンサーリンク うどんこ病の原因 今うどんこ病はカビだと説明しましたがということは 発生原因はだいたい想像がつくでしょうか? 高温多湿でジメジメしているとカビって生えますよね? 風通しが部屋がカビ臭いなんて話も聞いたことがあると思います。 それと同じようにこのうどんこ病の場合も 栽培している環境が大きく関係しています。 うどんこ病の発生時期は真夏を除いた6月~11月です。 うどんこ病も含め多くの菌は高温多湿のときに発生しやすいのでが、 このうどんこ病に限っては空気が乾燥していても発生してしまうのでなかなか手ごわい病気です。 気温の影響だけでなく密植による蒸れ、野菜の鉢を数鉢並べて置いている、 その他はチッ素成分の多い肥料が効きすぎて しまった場合も原因になります。 うどんこ病の対策 幸いにもうどんこ病は目に見えるのですぐ病気にかかってることがわかります。 対策はまず、 白い斑点が出ている葉はすべて取り除きましょう! じゃないとどんどん広がっちゃいますから。。 同時に株間の風通しを良くすることが大切ですよ! 次に与えている肥料の成分がチッ素成分の多い肥料かどうか確認しましょう。 まぁこの辺は初心者の方は心配しなくてもいいかもしれません。 おそらく肥料が配合された野菜用培養土で苗を植えたり、肥料を播いていても野菜栽培全般に使えるハイポネックスやマイガーデンベジフルなどの液体肥料や粒状の肥料を使用していると思います。 とりわけチッ素成分に偏った肥料を敢えて使用していなければ大丈夫ですが、一応確認してみて下さい。 だいたい容器の後ろにN6ーP6ーK6のように書かれているので、N(チッ素)の割合がP(リン酸)K(カリウム)より多かったらその チッ素成分の多い肥料を与えるのはストップして下さい! うどんこ病に効く殺菌剤 価格:785円(税込、送料別 早め早めの対応をして病気が広がらないようにしましょう! 夏秋キュウリで再チャレンジできる! どの葉にも白い斑点が広がってしまい、うどんこ病が株全体に広がってしまった場合、 思い切ってうどんこ病にかかってしまった株の栽培は諦めて7月以降から10月まで栽培できる夏秋キュウリを栽培する方法もあります。 キュウリやナスなどは7月でもホームセンターで幼苗が販売されています! ちなみに、夏秋キュウリとは品種名を指すのではなく夏から秋にかけて栽培できる苗のことです。 キュウリの場合、成長が早いので真夏~秋にかけて春から栽培したときと同じように収穫することが可能です。 特に2019年は全国的に雨が続いており日照時間も少ないため、カビが原因であるうどんこ病は発生しやすいです。 プロの農家さんでも野菜栽培に苦労する年もあるので、ぜひ夏秋キュウリの栽培に再挑戦してみてはいかがでしょうか。 >> スポンサーリンク カテゴリー• 190•
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