乳児 湿疹 原因。 乳児湿疹の原因と対策・ケア方法のすべて|乳児湿疹を知る

【医師監修】赤ちゃんの湿疹の種類と原因は?乳児湿疹の症状とアトピーの見分け方、対処法や保湿ケア法を解説

乳児 湿疹 原因

赤ちゃんの肌トラブルでよくある症状が「湿疹」です。 赤ちゃんの湿疹である「乳児湿疹」の種類や原因、それらの症状について、すぎたファミリークリニック院長の杉田亮先生に教えていただきました。 また、赤ちゃんのアトピーを心配するママパパに、乳児湿疹とアトピーの見分け方についてもレクチャーいただきます。 さらに、乳児湿疹の大敵である乾燥から赤ちゃんの肌を守るための保湿ケア法や、湿疹が治らなかった場合の対処法についても、アドバイスをいただきました。 赤ちゃんの湿疹の種類 赤ちゃんの湿疹には様々な種類がある 肌に赤みが出たり、かゆそうに肌をこすりつけたり…。 赤ちゃんの肌トラブルでよくあるのが、湿疹です。 「乳児湿疹」という言葉をよく耳にするかもしれませんが、これは病名ではなく、赤ちゃんの肌によく起こる湿疹の総称を表す言葉。 乳児湿疹といっても、さまざまな種類があるのです。 赤ちゃんの湿疹の総称、「乳児湿疹」の原因 「乳児湿疹」とは、先程もご紹介したように、赤ちゃんによくみられる湿疹の総称のこと。 乳児湿疹の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。 乳児湿疹が出る原因は、赤ちゃんの皮脂の分泌量がとても多いことや、肌が乾燥してしまったことなどにあります。 過剰な皮脂分泌 皮脂の分泌が過剰になって起こる乳児湿疹は、特に 生後1ヶ月から3ヶ月ぐらいの赤ちゃんによく見られます。 この頃の赤ちゃんは、 妊娠中の母親のホルモンの影響で一時的に皮脂の分泌が多くなるため、毛穴に皮脂が詰まって湿疹ができやすくなるのです。 肌の乾燥 また、非常にデリケートな赤ちゃんの肌は、とても乾燥しやすいのが特徴です。 人間の皮膚は水分をたたえた薄い角質層で覆われており、それは一般的に「肌バリア」と呼ばれます。 肌バリアが正常に機能することで、皮膚を外的刺激から守ってくれるのですが、皮膚が乾燥して肌バリアの水分が減ってしまうと、バリア機能が落ちてしまいます。 そんなときに外的刺激が加えられると、湿疹などの肌トラブルにつながってしまうのです。 よって、肌の乾燥も乳児湿疹の原因となり得ます。 母乳も原因になるの? 生後間もない赤ちゃんに肌トラブルが見られると、「母乳や自分の食べ物に原因があるのでは…?」と心配になるママも多いかもしれません。 しかし、母体には何を食べても母乳の成分や量を一定に保つ機能が備わっているため、ママが食べたものに母乳は影響されません。 よって、母乳が乳児湿疹の原因となることはありません。 しかし、母乳がこぼれて赤ちゃんの口の周りなどに付着し、そのままにしておいたことが原因で肌荒れを起こして湿疹につながってしまうことはあり得るでしょう。 乳児湿疹の症状 では乳児湿疹の具体的な症状について見てみましょう。 症状と、症状が出る部位、症状が出る時期をそれぞれ確認してみてください。 症状 赤く脂っぽくて、赤いポツポツとしたニキビの先端に脂がついているような症状がよく見られます。 これは「新生児ニキビ」と言い、見た目には痛々しいですがかゆみはありません。 また、「かさぶた」や「うろこ」のようなものができている場合は「乳児脂漏性湿疹」と考えられます。 こちらも新生児ニキビ同様、かゆみはないことが多いでしょう。 乾燥から起きる「乾燥性湿疹」は、ぶつぶつ、ザラザラとした触感でかゆみを伴うこともあります。 症状が出る場所 脂っぽい新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹は、皮脂の分泌が多い頭部、特におでこやまゆげなどに出ます。 またザラザラとしたかゆみのある乾燥性湿疹は、胸や腹、背中、足など全身に見られます。 症状が出やすいのはいつからいつまで? 赤く脂っぽい症状が出るのは、生後3ヶ月頃までに出る湿疹です。 3ヶ月を過ぎると皮膚が少しずつ乾燥しやすくなり、かゆみのあるザラザラ型の湿疹が見られます。 乾燥は大敵!乳児湿疹の保湿ケア 大人の湿疹と同じように、赤ちゃんの場合でも湿疹を治すためには保湿ケアがなにより大切になります。 しかも赤ちゃんの肌は、大人と比べると肌がとても薄く、水分を保持する機能がとても弱いのです。 そのため水分量が少なくなると余計に外からの刺激に敏感になり、肌のバリア機能も低下してしまうのです。 保湿ケア法 赤ちゃんの保湿は、普段からこまめにケアすることが一番。 入浴後はもちろん、着替えやオムツを替えるときも、保湿するようにしてあげましょう。 また入浴時は、洗いすぎで肌を傷つけてしまわないように、赤ちゃん用の低刺激のボディソープをしっかり泡立てて、やさしく指でなでるようにして洗うこと。 タオルでゴシゴシこすったりしないように気を付けてください。 市販の保湿剤の選び方 赤ちゃんの保湿剤として定番なのは、塗りやすいベビーローション。 ミルクタイプやクリームタイプ、さらに油分が多いオイルタイプもあるので、医師の判断を仰ぎ、赤ちゃんの肌の状態を見みながら選ぶようにしてみるとよいでしょう。 ワセリンの使い方 ワセリンも保湿剤として広く使われています。 しかし、肌にフタをして水分を逃さないようにするタイプの保湿剤なので、皮脂分泌が盛んな赤ちゃんには使用しないほうがいいでしょう。 肌の乾燥が気になる赤ちゃんに使うときには、ワセリンを手に適量とり、乾燥した部分にやさしく塗りこみます。 赤ちゃんの肌はとても敏感なので、ちょっとしたことですぐに荒れてしまいます。 赤ちゃんの肌荒れの原因はさまざまありますが、どのように対処すればよ... 代表的な赤ちゃんの湿疹 代表的な赤ちゃんの湿疹 赤ちゃんの湿疹として多いのが、汗疹(あせも)、 おむつ皮膚炎、 新生児ニキビ、 乾燥性湿疹、 乳児脂漏性湿疹。 それぞれの原因や症状は次の通りです。 汗疹(あせも) 赤ちゃんが汗をたくさんかいて、その汗に含まれている尿酸やアンモニアなどの成分が肌に刺激を与えて起きてしまうのが「汗疹(あせも)」です。 汗をかきやすい季節によく症状が出て、首のしわの間、わきの下、ひじやひざの裏など、汗をかきやすい部分にあせもが発生しやすくなります。 沐浴などで肌を清潔な状態に保つことが大切です。 おむつ皮膚炎 おむつに覆われた部分の皮膚に炎症が出るのが「おむつ皮膚炎」、通称「おむつかぶれ」です。 皮膚が赤くなったり、ポツポツと湿疹が出たりしますが、原因としては、おむつの蒸れや、おしっこやうんちに含まれる刺激物が肌ダメージとなることなどが考えられます。 おむつをこまめに替えるほか、赤ちゃんの体に合った大きさのおむつを履かせるようにしましょう。 下痢気味のときや長時間おむつを交換できないときは特に、赤ちゃんのおしりを気にかけてあげましょう。 新生児ニキビ(新生児座瘡:しんせいじざそう) 生後1週間~1ヶ月頃に現れるニキビを「新生児ニキビ」と呼びます。 生まれてすぐの赤ちゃんの体にはママの女性ホルモンがしばらく残っているため、この影響を受けて皮脂の分泌量が増えてしまうことが原因で起こります。 赤ちゃんの肌を清潔に保てるように、沐浴でやさしくケアするようにしましょう。 乾燥性湿疹 乾燥が原因で起こる湿疹が「乾燥性湿疹」です。 乾燥によって肌のバリア機能が弱まると、外的刺激によって肌トラブルが起きやすくなります。 特に、ママの女性ホルモンの影響がなくなって皮脂の分泌が収まってくる生後3~6ヶ月頃になると、 乾燥性湿疹が起きる赤ちゃんが増えてきます。 ケアとしては、保湿することがやはり大切。 ベビーローションやワセリンでこまめに保湿をしてあげましょう。 乳児脂漏性湿疹 「新生児ニキビ」と同じく、生後1~3ヶ月頃にもニキビのようにポツポツとした「かさぶた」や「うろこ」のような湿疹がでるのが「 乳児脂漏性湿疹」。 こちらもママの女性ホルモンの影響によるもので、特に顔や頭皮に症状が出てきます。 入浴時に顔や頭部をやさしく丁寧に洗ってあげましょう。 乳児湿疹とアトピーの見分け方 赤ちゃんに湿疹が出てくると、アトピーの心配が頭をよぎるかもしれません。 アトピーは、適切なケアや治療を行っても、湿疹が数ヶ月近く続く状態のことを言います。 そのため、一時的にできる湿疹はあくまでも肌荒れであって、アトピーではありません。 つまり、スキンケアや病院での治療を行っていても、数ヶ月以上改善が見られないようなら、アトピーの可能性について考えてみる必要があるでしょう。 その際は、医師に相談して判断をあおぐようにしてください。 赤ちゃんの湿疹が治らない場合は病院へ 湿疹が出ることは決して珍しい症状ではありませんが、スキンケアなどの対処を行ってもなかなか症状が改善されないのなら、病院へ行って医師の診断をあおぎましょう。 場合によっては、アトピーやアレルギーが原因という可能性もあるかもしれません。 病院へ行く目安 病院に行くか家で様子を見るべきか判断する基準としては、湿疹に痛みやかゆみがあってなかなか治らなかったり、膿んで悪化しているとき、また発熱などの症状が伴う場合は、医師に診察してもらうようにしましょう。 治し方・治療法 赤ちゃんの湿疹の治療は、まずは塗り薬などで炎症が出ている部分を抑えながら保湿していくのが基本的な治し方とされています。 処方される薬 赤ちゃんに肌にやさしい非ステロイド系の軟膏やローションなどを処方するのが一般的でしょう。 しかし、症状がひどい場合は、弱めのステロイド塗り薬である「ロコイド」「キンダベート」「アルメタ」などが用いられることもあります。 赤ちゃんの湿疹は、写真だけで判断をせず病院へ インターネット上には、赤ちゃんの湿疹の症状を写した画像が多くありますが、それを見て自己判断するのは危険。 湿疹はさまざまな要因が重なって起きていることもあるため、心配があれば病院で診察を受けて医師に相談するようにしましょう。

次の

【医師監修】赤ちゃんの湿疹の種類と原因は?乳児湿疹の症状とアトピーの見分け方、対処法や保湿ケア法を解説

乳児 湿疹 原因

なぜ乾燥性湿疹になるの?原因について 皮脂の分泌量が減って、皮膚が乾燥するのが原因 皮膚から分泌される皮脂は、肌の表面をおおって有害物質の浸入や水分の蒸発を防ぐ役割をしています。 赤ちゃんも、生まれてしばらくの間はママのおなかの中にいたときにもらったホルモンの影響で、皮脂の分泌がとても盛ん。 皮膚は脂っぽくなりがちで、「」や「」などがよくできます。 ところが、生後3~6ヶ月ぐらいになるとママからもらったホルモンの影響がなくなるので、今度は皮脂の分泌量が急速に減っていきます。 こうした原因から、赤ちゃんの肌はカサカサして乾燥しやすい状態になっていきます。 もともとバリア機能が未熟なうえに、乾燥ぎみになった赤ちゃんの肌は、刺激にとても弱くかゆみが出やすい状態。 かいたり衣類などでこすれたりした結果、「乾燥性湿疹」ができてしまうことがよくあります。 特に、寒くなって空気が乾燥してくると、皮膚の乾燥もひどくなるので要注意です。 乾燥肌との違いはなに? 乾燥性湿疹は、皮膚の乾燥が原因で起こる湿疹ですが、乾燥肌は肌の状態のことをいいます。 乾燥性湿疹ができたからと、必ずしも元の肌が乾燥肌だからというわけではありません。 一時的に肌状態が乾燥していることにより、湿疹ができることもあります。 乾燥肌はトラブルの起こりやすい肌質のこと 健康でバリア機能がしっかり働いている皮膚は、水分が保たれてうるおった状態。 細菌やウイルスなどの有害物質もはね返し、肌をこするなどの刺激にも強いのです。 一方、乾燥肌は「ドライスキン」ともいい、肌質の一種のこと。 体質的にもともと皮膚にうるおいが少なくバリア機能も弱いため、乾燥ぎみでカサカサしているのが特徴です。 乾燥肌自体は病気ではありませんが、乾燥のために常に肌トラブルを起こしやすい状態なので、それを防ぐためには毎日のケアが必要です。 乾燥性湿疹の症状を写真で確認! 乾燥性湿疹は、皮膚の表面が乾燥してカサカサ・ザラザラしていたり、粉をふいたようになったりしているところに何らかの刺激が加わり、湿疹ができて赤くなります。 湿疹はポツポツしている場合もありますが、湿疹同士がくっついて広い範囲が赤くなることもあります。 太ももにできた乾燥性湿疹 カサカサしていた太ももに赤い湿疹が。 さわるとザラザラしています。 顔や頭の皮がポロポロむけたようになったところがやがて赤くなり、1ヶ月健診で「乾燥による湿疹」と言われました。 【After】乾燥性湿疹の赤ちゃん( 生後3ヶ月) 入浴後に全身にベビーオイルを塗るなど保湿を徹底。 暖かくなったこともあって、3ヶ月になるとかなりよくなりました。 それ以降もスキンケアは日課。 どんなケアをすればいい? 乾燥性皮膚炎のケアも、ほかの肌トラブルと同じく、「清潔」「保湿」が基本。 バリア機能が弱っている皮膚に対する刺激もNGです。 保湿を徹底しましょう 乾燥している皮膚は、ちょっとした刺激にも弱く、すぐにかゆくなります。 かいてしまうと皮膚が傷つき、湿疹になってかゆみが増し、またかいてしまって悪化する…という悪循環に。 これを防ぐには、こまめな保湿で皮膚から失われた水分を補ってうるおいを正常に保ち、刺激から皮膚を保護することです。 保湿のタイミングは、入浴後、授乳や離乳食、おむつ替えのあと、目覚めたとき、外出から帰宅後など。 肌をきれいにしてからしっかり保湿剤を塗りましょう。 保湿剤は、油分が多く保湿効果の高いベビー用の植物由来のオイルや白色ワセリンがおすすめ。 水分の蒸発や外部の刺激から守るため、赤ちゃんの皮膚に油の膜をはるようなつもりで塗ります。 刺激を避けましょう 保湿に加えて大切なのは、皮膚に刺激になるようなことは極力避けることです。 ・皮膚を清潔に保つ ・お風呂はぬるめに ・石鹸は低刺激のものを ・肌をゴシゴシこすらない ・寒い時の外出は、肌の露出を避ける ・下着や寝具は、肌にやさしい素材を ・室内の乾燥を防ぐ などがポイントです。 病院での治療はどんな内容? 皮膚の状態を見て、ケアの方法を指導してくれます 赤ちゃんの肌が日ごろからカサカサしていて、衣類や布団でこするなどして赤くなったときは、早めに皮膚科を受診しましょう。 受診すると、医師は赤ちゃんの肌の様子を見るだけでなく、これまでの肌の状態の移り変わりや、家族にアレルギー性の病気の人がいないかなどを聞くことも。 両親のどちらかがアレルギー体質だと、赤ちゃんは乾燥肌になりやすいからです。 必要があれば、日常のスキンケアの方法なども指導してくれるでしょう。 乾燥性湿疹に効く薬はある?どんな薬を使うの?ステロイドは? 治療は保湿が中心で、ひどいときは塗り薬を使用 乾燥性湿疹の治療は、皮膚の乾燥を抑えて肌コンディションをいい状態にすることを第一にします。 湿疹の症状が軽かったり範囲が狭い場合などは、保湿を中心としたスキンケアを続けていれば、だんだんよくなるでしょう。 赤ちゃんがかいてしまったため赤い湿疹になったときは、症状に合わせて消炎作用やかゆみ止めの働きがある塗り薬が処方されます。 ひどい場合は、ステロイド剤を使っていったん症状を抑えることも。 どんな皮膚の病気にも言えることですが、ステロイド剤は医師の指導に従って正しい使い方をすれば、副作用の心配はありません。 湿疹がひどいときはステロイドの塗り薬を短期間だけ使い、症状が落ち着いてきたら保湿のスキンケアだけに切り替え、皮膚のいい状態をキープする、という方法がベストです。

次の

【医師監修】赤ちゃんの湿疹の種類と原因は?乳児湿疹の症状とアトピーの見分け方、対処法や保湿ケア法を解説

乳児 湿疹 原因

生後間もない赤ちゃんの頭や顔に、「かさぶた」や「うろこ」のようなものができている…。 もしかしたらそれは、乳児脂漏性湿疹かもしれません。 乳児脂漏性湿疹の原因や症状、症状が出やすい場所や対処法について、すぎたファミリークリニック院長の杉田亮先生に教えていただきました。 また、編集部が選んだスキンケアアイテムもセレクトしています。 乳児脂漏性湿疹の原因 乳児脂漏性湿疹の原因は? 乳児脂漏性湿疹は、赤ちゃんの皮脂が過剰に分泌されることで 皮脂腺のある毛穴が詰って炎症を起こすことが原因のひとつです。 また、皮脂を好む常在菌「マラセチア」の繁殖も影響するとされています。 乳児脂漏性湿疹はアレルギーや生活環境の影響ではなく、一時的な皮脂の過剰分泌が原因ですので、基本的には皮脂の分泌が落ち着き、適切なケアを行うことで収まっていきます。 乳児脂漏性湿疹の症状が出やすい場所 皮脂が分泌する皮脂腺は毛穴の中にあります。 乳児脂漏性湿疹の症状が出やすい場所とは、つまり毛穴の多い場所です。 毛穴の数は、赤ちゃんも大人も同じ数(生まれた時から同じ)なのですが、赤ちゃんは体が小さく、大人に比べると毛穴が集中しているため、乳児脂漏性湿疹をはじめとする皮膚トラブルが起きやすいとも言えます。 頭・頭皮 頭(頭皮)や生え際、眉など、毛が生える場所は皮脂腺のある毛穴が多く、乳児脂漏性湿疹ができやすい場所です。 耳 耳のまわりも皮脂腺が多く、乳児脂漏性湿疹ができやすい場所です。 特に耳の後ろは皮脂が残りやすいので注意してください。 その他 その他、首、わきの下、股などは皮膚の上に皮脂がたまりやすいので注意してください。 赤ちゃんの肌トラブルでよくある症状が「湿疹」です。 赤ちゃんの湿疹である「乳児湿疹」の種類や原因、それらの症状について、すぎたファミリークリニ... 病院へ行く目安は? 入浴などのスキンケアで症状が改善しなかったり、症状が悪化しているとき、頭皮や生え際から顔全体にまで広がってきている場合には、病院で医師に相談してください。 処方される薬は? 保湿剤を使用したスキンケアが基本ですが、薬としては、抗炎症作用のある塗り薬(抗炎症薬)が処方されることになります。 抗炎症薬には非ステロイド系のものと、ステロイド系のものがあります。 非ステロイド系 植物由来のやさしい軟膏「アズノール軟膏」や、抗真菌薬「ニゾラールクリーム」など、副作用がほとんどないとされる、赤ちゃんに適した外用薬が用いられることが多いでしょう。 ステロイド系 症状がひどい場合は、炎症をおさえる作用があるステロイド外用薬のなかでも、ごく弱めのものが処方されることもあります。 医師の診断のもと、しっかりと説明を受けて治療を進めましょう。 乳児脂漏性湿疹の対処法 皮脂の分泌が過剰になり、固まって黄色いかさぶた状のものができます。 乳児脂漏性湿疹は皮脂の過剰分泌が原因。 基本的には入浴時のケアで対処していきます。 シャンプー 赤ちゃんの入浴に使うベビーシャンプーには「全身用」と「髪専用」がありますが、生後まもなくは全身用が使いやすく、結果的に適切なケアにつながるでしょう。 全身用シャンプーをしっかり泡立てて、やさしく、丁寧に洗ってください。 「かさぶた」や「うろこ」のような湿疹を取ろうとして、力をいれてゴシゴシこすらないように。 かえって症状を悪化させてしまうことになります。 ベビーオイル 入浴前にベビーオイルやワセリンを塗って30分くらいおき、かさぶた状、うろこ状のものをやわらかくしておいて、その後入浴し、ベビーシャンプーで洗ってキレイにする方法もあります。 繰り返しになりますが、力を入れてこすったり、爪を立てて洗ったりしてはいけません。 無理に取ろうとせず、やさしく洗ってください。 1回では取れなくても、徐々に取れていきます。 スキンケア 乳児脂漏性湿疹は皮脂の過剰な分泌が原因ですが、入浴後に乾燥しすぎると症状が悪化することがあります。 入浴後はローションやクリームで適切に保湿をしましょう。 塗り込む必要はありません、あくまでも皮膚の表面に広げるようにします。 頭皮の乾燥を防ぐためにも、髪の毛を分けて塗ります。 クリームよりも、ローションタイプのものが塗りやすいでしょう。 アトピー性皮膚炎は、「外用薬(塗り薬)」「内服薬(飲み薬)」「保湿剤」の3つを使って治療を行います。 病院で処方されるアトピーの薬の種類、外用... 乳児脂漏性湿疹、市販のケアアイテムの選び方と注意点 赤ちゃんの皮膚は大人に比べるととてもデリケート。 厚さは大人の半分しかありません。 皮膚にやさしい、刺激の少ないものを選んでください。 シャンプー剤 「かさぶた」状や「うろこ」状のものを取ろうとして、洗う力が強いものを選ぶ必要はありません。 むしろ皮膚に余計な刺激を加えて、症状を悪化させてしまう可能性あります。 赤ちゃんの皮膚に刺激を与えない、赤ちゃん専用のシャンプー剤を選んでください。 スキンケア剤 赤ちゃんの皮膚は大人よりも敏感でデリケートなので、添加物などが入っていない、刺激の少ないスキンケア剤を選んでください。 オーガニックな製品でも、成分によっては刺激となることもありますので、注意してください。 可能であれば医師から処方されたスキンケアアイテムを使ってもらいたいのですが、それが難しい場合は、どのような市販品を選ぶべきか、かかりつけの医師に相談するといいでしょう。 すぎたファミリークリニック院長 杉田 亮(すぎた りょう) 小児のスキンケアに力を注いでいる、兵庫県三田市「すぎたファミリークリニック」院長。 小児科専門医。 1979年生まれ、福岡県久留米大附設高出身。 2006年、大阪大学医学部医学科卒。 大学在学中に休学してニュージーランドへラグビー留学した異色の経歴を持つ。 周辺地域の小児夜間診療体制が十分とは言えず、クリニックとしては異例の夜間診療も行っている。 編集部おすすめの乳児脂漏性湿疹ケアアイテム ここでは編集部おすすめのケアアイテムをご紹介します。 ベビーオイル「パックスベビー オイル 保湿オイル 40ml」 天然ビタミンE配合のベビーオイル。 さらっとした感触でベタつかず、なじみのいいオイルです。 赤ちゃんの皮脂にも含まれるパルミトオレイン酸が豊富なマカデミアナッツ油に、製品の酸化を防ぐ天然ビタミンE(トコフェロール)を配合しました。 お肌の保湿、マッサージ、また鼻や耳のお掃除などにお使いいただけます。 ナチュロンオイル同様、大人のスキンケア用、ヘアケア用オイルとしてもお使いいただけます。 パックスナチュロンの製品はすべて、肌や髪にやさしい天然の植物油を主原料として作られいます。 石油由来の合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、合成着色料は一切使っておりません。

次の