ご相伴にあずかる。 「お相伴」の読み方と意味は?使い方や類語・例文を教えて!

【ご相伴】の例文集・使い方辞典

ご相伴にあずかる

公開日: 2018. 04 更新日: 2019. 15 「ご相伴」の意味は?「お相伴」との違いや「ご相伴にあずかる」、類語や英語も解説 「相伴」という言葉をご存知でしょうか。 「ご相伴に与かる」「お相伴する」などと使います。 では、「相伴」とはどのような意味なのでしょうか。 「相伴」はビジネスシーンで使うことが多い言葉ですが、読み方や意味が分からないという方もいるかもしれません。 また、実際には見聞きしたことがなくても映画や小説の中で見たことがあるという方もいるかと思います。 「相伴」はよく使う表現なので、意味をしっかりと覚えておく必要があります。 そこで今回は「相伴」の意味や使い方、敬語表現、類語について解説していきます。 適切に覚えて、上手く使えるようにしましょう! 「ご相伴」の読み方と意味と語源 「ご相伴」の読み方は「ごしょうばん」 「ご相伴」は ごしょうばんと読みます。 「ごあいはん」「ごそうはん」とは読まないので注意しましょう。 「ご相伴」の意味は「一緒に行くこと」「食事の場でもてなしを受けること」の敬語表現 「相伴」には、 1.一緒に行くこと 2. 食事の場で、もてなしを受けること 3. 人の相手役を務めて、一緒に飲み食いすること 4.(比喩的に)他人とのつり合いで利益を得ること と4つの意味があります。 現代では1の意味で使うことはほとんどありません。 主にビジネスシーンにおいて、2〜4の意味で用いられています。 語源は茶道の「ご相伴いたします/ご相伴させていただきます」 元々「相伴」は茶道用語です。 メインの人、最上位の客を「正客(しょうきゃく)」、その人と共にお茶の席に招かれる人を「相伴」と呼びます。 「相伴」は主ではないものの、正客に連れておもてなしを受ける人を表します。 お茶の席では、まず正客にお茶をご馳走し、次に隣の席に座っている相伴にお茶を出します。 相伴はお茶をもらう時に、 正客と主人に対して「ご相伴いたします」「ご相伴させていただきます」などと声をかけてから飲みます。 これは「あなたと共に厚遇を受けられて嬉しいです」と感謝の気持ちが込められています。 茶道は礼儀作法に厳しいということもあって、「相伴」という言葉を用いることで正客に対して敬意を示すことができます。 「ご相伴」と「お相伴」は敬語 「ご相伴/お相伴」は、「相伴」に敬語の接頭辞「ご」「お」が付いた言葉です。 自分の行為に対して「ご相伴/お相伴」は使っていいのか?自分を敬っていておかしくないか?と勘違いしている方がたまにいますので、敬語の解説を少しします。 敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。 「尊敬語」・・・相手を高めて、その人に敬意を表す語 「謙譲語」・・・自分や身内をへりくだることで、相手を高める語 「丁寧語」・・・ものごとを丁寧に表すことで、聞き手に敬意を表す語 「ご相伴/お相伴」は使い方によって、 目上の人の行為を敬う尊敬語の場合と、 目上の人に対する自分の行為をへりくだる謙譲語の場合があります。 自分の行為に対して「ご相伴/お相伴」を使う場合は謙譲語、と覚えておけば問題ないでしょう。 「ご相伴」の使い方 「ご相伴する/ご相伴させていただく」 逆に自分が目上の人の相手役を務めて食事の会を全うする際にも「ご相伴/お相伴」は使います。 (「相伴」の3つ目の意味) この場合の「ご相伴/お相伴」は謙譲語になります。 「 ご(お)相伴する」「 ご(お)相伴させていただく」という表現を使います。 「ご(お)相伴させていただく」の「いただく」は謙譲語なので、「ご(お)相伴させていただく」は二重敬語(同じ種類の)ではないかと思う人がいるかと思いますが、正しい表現になります。 「ご(お)〜いただく」は一つの定型文になっていて成立しているので、正しい表現になります。 「いただく」と一緒に使う「ご(お)」は丁寧語と解釈して二重敬語ではない、とすることもできます。 例文 ・本日は、私がご相伴させていただくこととなりました。 ・私でよければ、いつでもご相伴しますよ。 「ご相伴にあずかる(与る)」 「ご相伴にあずかる」はビジネスシーンでは目上の人からもてなしを受ける時によく使います。 (「相伴」の2つ目の意味) 比喩的に、目上の人とのつり合いで利益を得るときにも 「おこぼれをいただく」というニュアンスでも使います。 (「相伴」の4つ目の意味) その場合は、「ご相伴/お相伴」は尊敬語になります。 「あずかる」は漢字で「与る」になります。 例文 ・社長が主催する宴会に、社員である私もご相伴にあずかることになりました。 ・できればご相伴にあずかりたいところですが、忙しくて無理だと思います。 ・ご相伴にあずかったものの、気分が良くなって騒いでしまいました。 「ご相伴にあずかりまして、ありがとうございました」 同席させてもらったことやそのおかげで利益を得た際、相手に感謝をするときに「ご相伴にあずかりまして、ありがとうございました」を使います。 「お供させていただきありがとうございました」「おこぼれをいただきありがとうございました」といった意味になります。 例文 ・本日はご相伴にあずかりましてありがとうございます。 ・先日はご相伴にあずかりましてありがとうございました。 ・先月はご相伴にあずかりまして、誠にありがとうございました。 「ご相伴にあずかりたい」 上司など目上の相手に「同席させてほしい」「ご一緒させてください」と伝えるときに「ご相伴にあずかりたい」と言います。 この場合は食事や趣味など、仕事以外の話題のときに使える表現です。 例文 ・美味しそうですね。 ぜひ今度ご相伴にあずかりたいです。 ・ゴルフ大会いかがでしたか?今度私もご相伴にあずかりたいです。 「ご相伴」に対する返事 「ご相伴にあずかります」の返事は「よろしく」など お供する相手から「ご相伴にあずかります」と言われた場合は「今日はよろしく」などと使いましょう。 また、同席してくれる相手が取引先などこちらにとっても目上の相手の場合は「同席していただき助かります」など、場や相手を考えて返事をしましょう。 「ご相伴にあずかりまして、ありがとうございました」の返事は「どういたしまして」など 同席した人から「ご相伴にあずかりまして、ありがとうございました」などと言われた場合は、感謝の言葉に対して「どういたしまして」と伝えましょう。 また、「こちらこそ同席してくれてありがとう」などと伝えるとより良いでしょう。 「ご相伴/お相伴」の類語 随伴(ずいはん) 「随伴」の意味は「お供としてつきしたがうこと、一緒についていくこと」です。 また、ある物事に伴って起こることも「随伴」と言います。 例文 ・社長に随伴して宴会に出席する。 ・来週は私が部長に随伴して行くことになりました。 伴食(ばんしょく) 「伴食」の意味は「主客のお伴をして、ごちそうになること」です。 「伴食の栄を賜る」といった使い方もされます。 これは「お伴をさせていただける栄誉をいただく」といった意味になり、相手に対して強い敬意を払うことができます。 ただ、「伴食」には「役職や地位がありながら、実力や実権が伴わずなすがままに人任せであること」といった意味もあるため、使う歳には気をつけましょう。 例文 ・社長と伴食の栄に賜り、とても光栄でした。 ・来月は常務との伴食がある。 付き添い(つきそい) 「付き添い」の意味は「人のそばにいて、あれこれ面倒を見ること」です。 自ら「付き添います」「付き添わせていただきます」というと「私が面倒を見ます」といったニュアンスで伝わってしまうこともあるため、注意が必要です。 例文 ・付き添いの者は誰もいない。 ・先輩の出張に付き添いで行かせてもらうことになった。 陪食(ばいしょく) 「陪食」の意味は「立場が上の人と食事をすること」です。 陪食は相手が目上の相手の人に対してのみ使います。 例文 ・今日は部長との陪食が予定されている。 ・いつまで経っても課長との陪食は緊張する。 「ごしょうわにあずかる」は誤用 「ご唱和(ごしょうわ)」の意味は「一人が唱えたことを、続いて多くの人が同じ言葉を唱えること」 「唱和」は一人がまず唱え、それに続いて他の多くの人たちが同じ言葉を唱えることを意味します。 特に乾杯の挨拶で用いられています。 乾杯の挨拶であずかるのは「ご紹介」 乾杯の挨拶では、「ご紹介にあずかりました」と使われます。 正しくは「ご唱和ください」 乾杯の挨拶で「ご唱和」を使う場合は「ご唱和ください」です。 これは、乾杯の挨拶をする人が「乾杯!」といった後に続けて「乾杯!」とみなさん言ってください、ということになります。

次の

「ご相伴」の意味は?「ご相伴にあずかる」の使い方や例文もチェック!

ご相伴にあずかる

「相伴」は茶道用語でもあります。 茶道では、正客(一番上座に座る最上位の客)の連れの客のことを「相伴」と呼びます。 また、お茶を出されてまず正客が飲み、次に二番目の客(次客)に出された際に、次客は正客との間に茶碗を置き、「お相伴いたします」などと言うのが一般的な作法となっています。 茶道などは特に礼儀作法に厳しいものですが、このように「相伴」という言葉を使って正客に対する敬意や真心を表しているんですね。 「ご相伴」の使い方 「ご相伴」は連れ立っていくときや、正客の連れとしてもてなされるときに使う言葉です。 「ご相伴」するということで、自分が謙遜したり、相手を尊敬したりすることを表す言葉ですので、丁寧な表現です。 目上の方、上司や年配の方に対して使える言葉です。 自分が中心となって何かしに行くのではなく、誰かに一緒に行かせてもらう場合。 自分がメインの客としてもてなしてもらうのではなく、メインの客の連れとして一緒にもてなしてもらう場合。 このような場合に使うということを覚えておきましょう。 「ご相伴する」「ご相伴にあずかる」などの形で使われることが多いです。 【例文】• ありがたく社長のご相伴にあずかった。 みんなご相伴にあずかろうとして集まってきた。 私でよろしければ、ぜひご相伴させていただきます。 「ご相伴にあずかる」とは? 「ご相伴」は「ご相伴にあずかる」という形で使われることが多いです。 「あずかる」はひらがなで書かれることが多いですが、 「与る」と書く場合もあります。 「与る」は「関係する、目上の人の好意を受ける、分け前をもらう」という意味です。 「ご相伴にあずかる」で「お供する」「同席させていただく」「(お供として)ご馳走になる、饗応を受ける」というような意味になります。 ビジネスシーンでも色々な使い方はあると思いますが、上司に飲みに連れて行ってもらったとき、接待の席に同席させてもらったときなど、自分が主賓ではない宴席に招かれたときに使うことが多いのではないでしょうか。 【例文】• 社長のご相伴にあずかって高級料亭に行った。 昨日はご相伴にあずかりまして、ありがとうございました。 ゴルフですか、ぜひ私もご相伴にあずかりたいですね。 「ご相伴」の類語 「ご相伴」の類語をいくつか挙げてみましょう。 ご一緒• 付き添い 「ご相伴にあずかる」の言い換えとしては• ご一緒する• 同席させていただく• ご馳走になる• 饗応を受ける• 接待を受ける などになるでしょう。 ただし、「接待を受ける」などと言っても、何度も言うように 自分が主賓としてもてなされるのではなく、その連れとして一緒にもてなしを受けるという意味である点に気をつけましょう。 まとめ 「ご相伴」は一緒に何かをさせてもらうときに使います。 メインの人物に対して、一緒に何かしたり、してもらったりすることを感謝していう言葉です。 「ご相伴」は一言でこのような感謝や敬意、気配りといった気持ちを表わせる、日本語ならではの美しい言葉ではないでしょうか。 ぜひ自然とこのような言葉が使えるようになりたいものですね。 最後までお読みくださりありがとうございました!.

次の

ご相伴・お相伴の意味とは?読み方や類語・使い方の例文や英訳も

ご相伴にあずかる

「ご相伴」の意味 「ご相伴」はご一緒するという意味 「ご相伴」は「ごしょうばん」と読み、「相伴」という言葉に、ていねいさや敬いの気持ちを示す接頭辞の「ご」がついたものが「ご相伴」です。 「相伴」は、「補佐する」「互いに」「仲間」を意味する「相」と、「伴う」「連れ立つ」「仲間」を意味する「伴」という漢字が合わさってできた熟語で、誰かと一緒に何かをすることや誰かと連れ立って利益を得ることという意味があります。 「ご相伴」は室町時代の役職名 「ご相伴」は、室町時代の役職名にも見られる言葉です。 殿中での饗宴や将軍が他家を訪問する際に、随従・陪席する者たちのことを「御相伴衆」といいました。 将軍に相伴する者たちだから「御相伴衆」という、分かりやすいネーミングです。 御相伴衆は、細川氏・斯波氏・畠山氏の三官領家に次ぐ高い家格を持つ山名氏や赤松氏など、管領家の一族や一部の守護大名のみに限定された役職でした。 「ご相伴」は宴会でよく使われる言葉 室町時代に将軍とともに饗宴の座に同席していた「御相伴衆」の名残をとどめ、現在でも「ご相伴」は宴会やパーティーの場でよく使われます。 正客の連れとして同席して一緒にもてなしを受けることや人のことを指す「ご相伴」は、メインゲストではない自分がお供としてもてなしを受けさせていただくことに対する、もてなしてくださる相手と正客への敬意や謙遜と感謝の心が込められた言葉です。 ご相伴に「あずかる」は「与る」と書く 「ご相伴」には「あずかる」という言葉がよく続きます。 「あずかる」は漢字では「預かる」ではなく「与る」と書き、物事に関与することや目上の人からの恩恵を受けること、分け前をもらうことという意味がある言葉です。 宴席などに同席するよう声をかけてくださった上司に対して「お言葉に甘えてご相伴にあずからせていただきます」、あるいは自分が興味のあるイベントに参加する先輩に対して「ぜひともご相伴にあずかりたいのですが・・・」などというように使うことができます。 「ご相伴」と「お相伴」の違い 「御」相伴は「ご」とも「お」とも読める 「ご相伴」は「御相伴」と書きますが、「お相伴」と読むこともあります。 「御」の読み方には「ご」「お」「おん」などがあり、「ご」と「お」の使い分けを決めるのは、後に続く言葉です。 原則として音読みする言葉があとに続く場合は「ご」、訓読みする言葉が続く場合は「お」です。 たとえば「ご」と読むものとしては「御子息」「御連絡」「御飯」、「お」と読むものとしては「御手紙」「御着物」「御車」などが挙げられます。 「ご」と「お」はどっちも正しい読み方 「御相伴」は原則から外れた例外的な言葉で、「ご相伴」「お相伴」のどちらの読み方をしても大丈夫です。 同じような読み方をするものに「御会計」「御返事」などがあり、これらも「ご」と「お」のどちらで読んでも構わない言葉です。 また、どちらの読み方をして同じ意味を持ちます。 つまり「御相伴」を口に出して言うときには、「ご相伴」でも「お相伴」でも言いやすい方を使ってよいということです。 「ご相伴」と茶道の関係 お茶席で「相伴」は正客以外を指す言葉 「ご相伴」は、茶道でも使われている言葉です。 お茶席ではお客によって座る場所が決められていて、最上位の客である正客が一番上座に座ります。 その正客とともにもてなされる連れの客や同席する客のことを、「相伴」と呼ぶのです。 またお茶席で正客以外、つまり次客から末客までが座る場所のことを「相伴席」といいます。 お茶をいただくときにも「ご相伴」が登場 最初に正客がもてなされた後、2番目の次客以降の客にも順番にお茶が出されます。 出されたお茶をいただくとき、まず上座の人に掛ける挨拶の言葉が「お相伴いたします」です。 お茶席では、同席した客同士のお互いへの思いやりと、お茶会を主催した亭主と主賓である正客に対する感謝が、「ご相伴いたします」という奥ゆかしい挨拶となって発せられるのです。 まとめ 「ご相伴」には連れ立って行動するという意味があることから、主賓とともにホストの相手を務めることも「ご相伴」には含まれていると考えられます。 便乗してもてなしを受けるだけでなく、ホストと主客を上手に立てながらもてなしを受けられるようになれば、声をかけてくださった方の面目が立ちます。 「ご相伴」の言葉としての意味だけでなく、由来としての「御相伴衆」や茶道における「相伴」の使われ方など、記事の内容を参考にしていただければ幸いです。

次の