慢性 心不全 症状。 【緩和ケア医解説】慢性心不全の緩和ケア

慢性心不全(まんせいしんふぜん)とは

慢性 心不全 症状

心不全の予後はがんより悪い!? 心不全の「予後」とは、心不全になったあと、どれだけ長く生きられるか、という意味です。 一般的に、心不全の予後はよくないとされ、重症化した心不全の予後は「がんより悪い」といわれることもあります。 心不全の予後は、その根底にある心臓病の種類、症状の重症度によっても変わってきます。 心不全の重症度を判断するには、ニューヨーク心臓協会(New York Heart Association:NYHA)の分類がよく用いられます (図16)。 死亡率の問題もそうですが、高齢者の心不全でさらに深刻なのが、再入院の問題です。 高齢者では、心不全を起こして入院するたびに全身状態が1段階ずつ低下し、入院前の状態にまで回復することはありません。 慢性的に心不全を繰り返すようになると、何らかの原因で急激に悪化(急性増悪)して入院、十分に回復しないまま退院、そして再入院・・・ということを繰り返し、徐々に悪化していくという傾向に歯止めがかからなくなります (図17)。 図17 心不全における心機能の経過(イメージ) 注目すべきは再入院の原因です。 「塩分・水分制限の不徹底」「過労」「治療薬服用の不徹底」などが上位を占めていますが、これらはすべて患者さんご自身の問題ともいえます (図18)。 つまり、毎日生活のなかで、「塩分を控える」「水分を摂り過ぎない」「疲れをためない」「確実に薬を飲む」といったちょっとしたことに注意すれば、再入院を防ぐことができます。 「自己管理によって、心不全の予後は改善する」ということをぜひ覚えておいてください。 図18 心不全増悪による再入院の原因.

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うっ血性心不全とは?原因・症状・治療・手術方法|ニューハート・ワタナベ国際病院

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うっ血性心不全とはどんな病気? うっ血性心不全とは、全身で血液が滞留し、肺その他にうっ血(鬱血)が生じた心不全です。 心不全とは、何らかの原因で心臓のポンプ機能が弱まり、全身に充分な量の血液を送り出せなくなった状態のことを言います。 心臓は、右心房(右房)、右心室(右室)、左心房(左房)、左心室(左室)の4つの部屋から成っています。 二酸化炭素を多く含んだ全身から帰ってくる血液(静脈血)は、まず右房に入り、次いで右室に入って、ここから肺動脈(心臓から肺に向かう血管)を通って肺に送り込まれます。 肺で二酸化炭素を排出し酸素をいっぱい取り込んだ血液(動脈血)は、肺静脈(肺から心臓に向かう血管)を通って左房に入り、次いで左室に入って、ここから大動脈に送り出され、全身を経めぐります (図1)。 これらの循環を維持するために、心室や心房は規則的に収縮・拡張を繰り返しているのですが、そのポンプ機能がうまく働かなくなった状態が心不全というわけです。 うっ血性心不全の死亡率・余命 厚生労働省の平成22年人口動態統計によれば、日本では、心臓疾患で亡くなる人は年間約20万人で、がんの約37万人に次ぐ死亡数です。 そのうちの約7万人が心不全による死亡です。 日本人の死因としては、肺がんと並ぶ最も多い死因と言えるでしょう。 65歳以上の人口の10%以上が心不全だと言われています。 予後は不良であることが多く、心不全と診断されてから5年で約半数の人が亡くなると考えられます。 うっ血性心不全と心不全の違い うっ血性心不全は、心不全という大きなくくりの中のひとつの病態です。 一般に、うっ血性心不全と言えば、慢性のうっ血性心不全状態を指します。 体内にナトリウムと水分が過剰に蓄積され、四肢などにむくみ(浮腫)が現われます。 体がさまざまな代償機構を働かせて血圧を維持しようとするので、かえって心臓への負担が増し、次第次第に心不全を悪化させてしまいます。 一方、急性心筋梗塞などが原因で発症する急性うっ血性心不全では、体内にナトリウムと水分が一定以上蓄積される前に、肺にうっ血が生じるなど、急激にさまざまな症状が現われます。 左室から送り出される血液の量が著しく低下して血圧が維持できなくなり、ショックに至ることがあります。 心不全には、潜在性心不全という、安静時には心不全の症状がなく、階段を上るといった心臓に負荷のかかる行動をとったときに症状が出る心不全もあります。 肺の疾患(肺高血圧症、肺血栓塞栓症、肺性心など)が原因となって心不全の症状が出る心不全もあります。 左心不全と右心不全 左[さ]心不全・右[う]心不全というのは、心不全状態の原因が、主に左室や左房(これらをまとめて左心系[さしんけい]と言います)にあるのか、右房や右室(これらをまとめて右心系[うしんけい]と言います)にあるのかという観点に立った分類です。 左心不全では、大動脈に送り出しきれなかった動脈血が左心系にうっ滞し、そのため血流の上流に当たる肺にも影響が出て、肺でうっ血が生じたり(肺うっ血)、水が溜まったり(肺水腫)します。 つまり、左心不全の特徴は、肺循環系のうっ血にあります。 一方、右心不全では、肺に送り出しきれなかった静脈血が右心系にうっ滞し、全身からの静脈血の心臓への還流を滞らせます。 そのため、手足がむくんだり、肝臓が腫れたり(肝腫大)、腹水が溜まったり、頸静脈が怒張したりします。 つまり、右心不全の特徴は、体循環系のうっ血にあります (図2)。 図2 左心不全の状態が続くと、右心系にも負荷がかかり、右心不全を合併することがあります。 左心不全による肺への負荷が、肺動脈(右室から肺に静脈血を送る血管)の圧の上昇に繋がり(この状態を肺高血圧症と言います)、それが右心系にかかる圧の増大を呼んで、右心不全を引き起こすわけです。 原因 うっ血性心不全の原因には、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患(虚血性とは、血液が不足した状態のことです)、高血圧、弁膜症、心筋症、心筋炎、先天性心疾患、不整脈などがあります。 虚血性心疾患 糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満などがあると動脈硬化が進行し、血管が硬くなったり、血管の内側にコレステロールの塊(プラークと言います)ができたりします。 この動脈硬化が心筋(心臓の筋肉)に酸素や栄養分を送る冠動脈(心臓の表面を走る動脈)にできると、冠動脈が狭まったり(狭心症)、詰まったり(心筋梗塞)して、血液がちゃんと流れなくなり、心筋が弱ったり死んだりして、心臓のポンプ機能を低下させます。 急性心筋梗塞が起こると、急性うっ血性心不全を引き起こします。 高血圧性心疾患 高血圧症の人の血管には常に高い圧力がかかるので、それに耐えるために血管の壁が厚く硬くなりますが、そうなると心臓は、より強い力で血液を押し出さなければならなくなります。 この状態が続くと心筋が厚くなって、伸び縮みしづらくなり、その結果、全身から戻る血液も、全身へ送り出す血液も、少なくなってしまいます。 弁膜症 弁膜症とは、心臓の弁が損なわれる病気です。 僧帽弁(左房と左室の間の弁)や大動脈弁(左室と大動脈の間の弁)などが、ちゃんと開かなくなると血液が流れにくくなり(狭窄症)、閉じなくなると血液の逆流が生じ(閉鎖不全症)、心室・心房にダメージを与えます。 心筋症 心筋症とは、心筋に異常が生じ、その結果、心臓のポンプ機能が阻害される病気です。 代表的なものに、拡張型心筋症(左室の心腔が拡張したもの)や肥大型心筋症(左室の心筋が肥大したもの)があります。 心筋炎 心筋炎とは、心筋の炎症性疾患です。 ウイルスなどが心臓の中に侵入し、炎症を引き起こします。 先天性心疾患 心房中隔欠損症(左右の心房を隔てる壁に穴が空いている状態)などの先天性(生まれつきの)心疾患が、心不全を引き起こすこともあります。 不整脈 頻脈発作をきたすような不整脈(規則的でない脈)が持続すると、心筋が常に活発に働かざるをえなくなり、やがて疲労してうっ血性心不全を発症します。 肺疾患 肺高血圧症、肺血栓塞栓症(血栓が肺動脈を塞ぎ肺循環を阻害するもの)、肺性心(肺でのガス交換が阻害され肺高血圧をきたすもの)などの肺疾患も、心不全を呼びます。 薬剤性 抗不整脈薬やベータ遮断薬は、状況によってはうっ血性心不全の原因ともなります。 抗がん剤なども、種類によってはうっ血性心不全を引き起こします。 症状 うっ血性心不全では、全身の臓器や血管で血液の滞留(うっ血)が起こって、体液量が増加し、尿の量が減ります。 そのため、体重が急激に増加し、下肢などにむくみ(浮腫)が現われます。 また、肺に水が溜まるため(肺水腫)、息切れや呼吸困難、倦怠感などが生じます。 肺での酸素の取り込みを阻害するだけでなく、肺を膨らみにくくするからです。 このため、階段や坂道を上っていて息が切れたり、咳や痰が出たり、動悸がしたりします。 心不全の初期では、夜間に小水に起きるようになります(夜間多尿)。 日中、全身に分布していた血液が、夜、横になると体幹に戻り、腎臓の血流が増加するため、就寝後の尿量が増えるからです。 重症化すると、就寝時に息苦しくなったり(夜間発作性呼吸困難)、体を横(水平)にしていると呼吸が苦しいのに上半身を起こすと楽になる起座[きざ]呼吸という症状が現われたりします。 なぜ寝ている姿勢より起きている姿勢のほうが呼吸が楽なのかというと、体を横(水平)にすると、下半身に行っていた血液が急に心臓に戻り、肺うっ血が強まるからです。 重症の人では、激しく咳込んだり、ピンク色の痰が出たりします。 胸が痛むこともあり、胸痛が出てから、狭心症ではないかと疑って受診する人もいます。 肺炎とよく間違えられることもあります。 重症度の評価 うっ血性心不全の重症度の分類には、身体所見に基づいたNYHA(ニーハ:New York Heart Association:ニューヨーク心臓協会)作成のものが広く用いられています。 日常的な身体活動では、著しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。 日常的な身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。 通常以下の身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。 安静時にも心不全症状や狭心痛があり、わずかな労作でこれらの症状が増悪する。 検査方法 うっ血性心不全の検査としては、血液検査、胸部レントゲン検査、心電図、心エコー検査などが行なわれますが、詳細な原因解明には心臓カテーテル検査が必要です。 血液検査 原因疾患が何であるのかを探るのに血液検査は役立ちますが、中でもBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)というホルモンの血中濃度の測定は、うっ血性心不全の検査に有用です。 BNPは主に心室から分泌され、心筋を保護する働きをしています。 心臓に負担がかかったり、心筋が肥大したりすると血中濃度が増します。 自覚症状が出る前から濃度が上がるので、心機能低下の早期発見に役立ちます。 胸部レントゲン検査 X線を当てて心臓の画像を得る検査です。 心臓が大きくなっていないか、肺に血液が滞っていないか、胸水がないか、などが確認できます。 心電図 心電図とは、被験者の胸等に電極を付け、心臓の電気的な活動をグラフの形に記録するものです。 急性心筋梗塞や不整脈などを診断します。 心エコー検査 心エコー検査とは、超音波(エコー)という人の耳には聞こえない高い周波数の音波を使って心臓の状態を探るものです。 ベッドサイドで体に負担をかけず簡便に行なうことができ、心臓の動きをタイムリーに観察できます。 心臓の肥大や拡大の有無を見たり、急性心筋梗塞や弁膜症などがないか調べたり、下大静脈(右房に静脈血を戻す血管)の張りからうっ血具合を観察したりします。 心臓カテーテル検査 頸静脈などから入れたカテーテル(細い管)を、右心系を経由して肺動脈にまで挿入して行なう検査で、心拍出量、右房圧、肺動脈圧、肺動脈楔入[せつにゅう]圧(肺動脈枝をバルーン〈風船〉で膨らませたときの圧。 左房圧として扱える)など、より正確な血行動態指標が得られます。 心筋生検も同時に行なえます (図3)。 図3 その他、必要に応じて冠動脈造影、運動負荷検査、CT検査、MRI検査、核医学検査などが行なわれることがあります。 治療(手術)方法 原因となっている疾患に対する治療 心不全の症状自体の改善には薬物治療や非薬物治療が用いられますが、それと同時に、原因となっている疾患に対する治療も行なわれます。 たとえば、急性心筋梗塞が原因であれば、冠動脈の閉塞状況を改善するために、カテーテル治療(カテーテルを利用して血管内にバルーン〈風船〉やステントを留置する治療)やバイパス手術(閉塞箇所を迂回する血行路を作る治療)を検討し、心臓弁膜症が原因なら、弁の不良を改善するために、弁置換術(弁の取り換え)や弁形成術(弁の修復)などの手術を検討します。 体内の水分量を減らす利尿剤も併用します。 徐脈(脈拍が遅い状態)でなければ、交感神経の働きを抑えるベータ遮断薬も有効です。 ベータ遮断薬は、心臓を働かせようとする交感神経からの信号をブロックしてくれます。 うっ血性心不全の治療は、1980年代に入って大きく変わりました。 それまでは、強心薬(ジギタリス)を用いてポンプ機能を強め、利尿薬によって負荷を軽くする、というやり方でした。 しかしこの方法では、一時的には症状が改善されるものの、予後を延長できないことが分かり、血管を拡張する薬とベータ遮断薬を併用する方法に変わりました。 強心薬で心臓を鞭打つよりも心臓を休めるほうが、予後がいいと分かったわけです。 非薬物療法 一般に、薬物療法が充分な効果を上げない場合、非薬物療法が検討されます。 CRTの原理は次のようなものです。 正常な状態では、右室と左室と両室を隔てる中隔は同時に収縮するのですが、左脚ブロックが起こると、それらが時機のばらつく協調性のない収縮をし、送り出す血液量がさらに低下します。 そこで、右室と左室の側壁に、冠状静脈(心臓の表面を走る静脈)を経由して左室を挟み込むようにリードを留置し、電気信号を同時に流して拍動が同期するようにするのです(これを両室同期ペーシングと言います) (図4)。 こうすると、拡張期には、拡張気圧が上昇することで冠動脈への血流が増加して心筋への酸素の供給が増え、収縮期には、バルーンに吸引される形となって左室からの血液の送り出しが楽になります (図5)。 図5 PCPS(経皮的心肺補助法) 大腿動脈と大腿静脈のそれぞれに、経皮的に(体の表面から)送血・脱血カテーテルを挿入し、人工心肺装置で血液を体外循環させる方法です。 カテーテルを大腿静脈から右房まで挿入して抜いた血を、人工肺で酸素化し、遠心ポンプで大腿動脈に送り込みます。 (図6) 図6 VAD(補助人工心臓) IABPやPCPSなどの補助循環治療を行なっても効果のない重症患者で、心臓移植の適応がある人の場合は、移植までのつなぎとして補助人工心臓を使います。 体外型と植込型があります。 日本では、移植後の5年生存率は91%、10年生存率は89%です。 食事療法 うっ血性心不全では、食事制限が重要です。 特に塩分の制限が求められます。 塩分を摂りすぎると体内の血液量が増え、心臓に負担をかけることになるからです。 摂取は1日6グラム以下に抑えましょう。 肥満により心臓に負担のかかっている人は、カロリーの制限が求められます。 動物性脂をなるべく避け、植物性脂を摂るようにしましょう。 過剰な水分の摂取も控えましょう。 コーヒーなどの刺激物や大量飲酒も避け、禁煙しましょう。 また、運動不足や肥満はリスク要因です。 過度の運動は心不全を悪化させますが、過剰な運動制限も循環調節力を衰えさせます。 状態に合わせた運動を行ないましょう。 1日に20~30分程度の有酸素運動(ウォーキングなどの息の切れない軽い運動)が望まれます。

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慢性心不全の症状―急な症状の悪化に注意

慢性 心不全 症状

慢性心不全の症状 慢性心不全の症状は右心房、左心房のどちらがうっ滞(血流などが停滞した状態)するかで変わってきます。 右心不全になると足が中心のむくみや体重の増加といった症状があらわれます。 むくみの症状は夕方から強くなっていき、履いている靴がきつく感じるようになります。 左心不全になると白っぽい泡のような痰や呼吸困難、咳といった症状が出てきます。 呼吸困難は坂道や階段などの些細な移動で起こるようになるでしょう。 それ以外にも夜の就寝中に呼吸困難が発生したり、夜に尿意を催す回数も増えてきます。 具体的には 高血圧・急性心筋梗塞・心臓弁膜症・拡張型心筋症などが原因です。 高齢者の場合は拡張型心筋症が原因となることもあります。 それ以外にも慢性心不全を引き起こす疾患には 糖尿病・慢性腎臓病などがあります。 心臓弁膜症は動脈硬化などが原因で起こりやすくなりますが、この動脈硬化は高血圧で起こりやすくなります。 つまり、糖尿病や高血圧などは生活習慣病であるため、 生活習慣には気を付ける必要があるということを意味しているのです。 治療方法について 慢性心不全の治療方法は、 心臓再同期法・薬物療法・生活習慣の指導が基本になるでしょう。 まず心臓再同期法とは難しく感じてしまいますが、簡単に言うと ペースメーカーを体内に植え込んで左右心室を収縮させるタイミングを整えて心拍出量を高めるのが目的です。 次に薬物療法ですが、 利尿薬や血管拡張薬、強心薬を用いての治療となるでしょう。 まず利尿薬は体内の水分量を減らしてうっ血が原因の呼吸困難や浮腫の症状を軽くしてくれます。 次に血管拡張薬は心臓への負担軽減のために血管が拡張して血圧が下がる効果があります。 最後に強心薬を用いると心臓の拍出量を高めることができるでしょう。 生活習慣の指導とは水分摂取制限や塩分摂取制限の指導が必ず行われます。 それ以外にも生活習慣病が原因であった場合はそちらの改善も取り組むことになります。 検査方法について 心不全を検査するためにはまず循環器内科や心臓血管内科などを受診するのが基本となります。 確認方法も 最初は聴診器を使って雑音がないか、肺に水が溜まっていないのかを確認するところから始まります。 他にはむくみも関わってきますので むくみがあるのかどうかを検査し、 動悸や息切れの症状が出ているのかも問診にて確認することになります。 そこで心臓の状態が怪しいと疑われた場合は、 レントゲンや採血、心電図などを用いた検査を実行することになります。 触診や問診の後はこの3つの検査となって、そこでさらに異常が確認された場合は精密検査が必要になってきますので、ホルター心電図や心エコー法などの方法を実行することになります。 慢性心不全の急性増悪とは? Sponsored Link まず 急性増悪とは急激に状態が悪化することを意味しています。 実は 慢性心不全の状態であったとしても急性増悪が発生して急性心不全になることがあります。 もともと心臓は負担がかかったとしても代償機転を働かせて心拍出量を保つことができるのですが、あまりにも負荷が大きいか負荷が長期にわたってかかり続けると代償機転がもたなくなり突如として症状が重くなってしまうことがあるようです。 つまり慢性心不全の状態で 急激に心臓への負担のかかる行為を行ったり、 慢性心不全の状態を長い期間維持し続けると急性に代わる時が来る可能性があるということです。 慢性心不全の食事や生活指導 先ほどの治療の項目でも説明しましたが、慢性心不全の治療には生活指導と食事内容の制限がかかります。 まず 食事内容は水分摂取制限や塩分摂取制限をされるようになるでしょう。 水分摂取制限は体内の水分量を減らしてうっ血に伴う呼吸困難や浮腫などの症状を軽くすることが目的です。 塩分摂取制限は血圧の上昇を抑えて心臓への負担が減らすことが目的となっています。 それ以外にも糖尿病や高血圧が慢性心不全の原因となっていることがあるため、 水分摂取制限や塩分摂取制限以外の食生活の改善や適度な運動を指摘されることもあるでしょう。 予後について 慢性心不全に限らず他の病気でも 症状が軽ければ軽いほど予後は非常に楽なものとなります。 しかし 症状が重い場合は予後もよいものにはならないでしょう。 また、心不全の重症度を表す分類としてNYHA心機能分類というものがあり、「1.心疾患はあるが身体活動に制限なし」「2.心疾患により軽度の身体活動の制限がある」「3.心疾患により高度な身体活動の制限がある」「4.心疾患のためいかなる身体活動も制限される」と4段階で分けられております。 ここの 1・2度は3・4より一般的には予後はよいと言われております。 慢性心不全により動悸・息切れがひどいと運動制限や活動制限をされてしまうことがあり、そこで安静にしてしまう期間が長いと体力や筋力が低下してしまいます。 もしここで治療期間が長くなってしまうと日常生活に戻るまでも時間がかかってしまうでしょう。 さらにお年寄りの場合は若い人たちより筋力の低下が早いため最悪寝たきりになってしまうこともあります。 リハビリの効果について 慢性心不全の予後を少しでも良いものとするために、心不全の治療プログラムにはリハビリが組み込まれていることが多くなっています。 この リハビリの狙いは心臓病の患者さんが体力や筋力の回復以外にも、再発防止やストレスの軽減も含まれており非常に重要なものとなっているのです。 実際に心不全の患者でリハビリをする組・しない組にわけて経過観察を行った結果、 リハビリを行ったほうが3か月後の生活の質も良く、重症心不全になる比率が低下して、再入院率する確率も低下していることが分かっております。 また、運動をして大丈夫かどうかが不安な虚弱な患者であっても安定した心不全の患者ならリハビリに参加して運動療法を行うことが推奨されているようです。 その他、心不全に関しましては次のページを参考にしてください。 慢性心不全につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。 東北大学大学院循環器内科学 東北大学大学病院環器内科 最後に 以上、いかがだったでしょうか? 今回は慢性心不全の定義や治療法、リハビリや急性増悪についてお伝えしてまいりました。 たしかに急性に比べれば突発性は低いものであり、いくらか安心できる要素はあったかもしれませんが、急性増悪によって症状が突然悪化して急性心不全になってしまうこともあるため、早めの治療を必ず行う必要があることはわかりましたね。 そして原因が心臓に負担がかかる病気であることもわかりましたが、それは生活習慣病が原因となるパターンもあることがわかりました。 ですので、皆さんも自分は関係ないと思わないで、運動不足や食生活の乱れ、日常生活の乱れを感じているなら少しずつ改善していきましょう!.

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