両横綱は不動と言っていいだろう。 通算本塁打1位/868本の王貞治と同2位/657本の野村克也。 昭和の時代を代表する圧倒的なスラッガーだ。 王は本塁打王15回、野村は9回。 ともに両リーグ1位である。 2020年に入って一方の横綱が世を去ったのだと思うと、喪失感は大きい。 左の大関は、通算最多3085安打の張本勲である。 首位打者はイチローと並ぶ最多タイの7回。 右は鉄人・衣笠祥雄。 2215試合連続出場は、一時期まで世界一だった。 関脇は、左が40歳で二冠王になった昭和末期の大打者・門田博光、右がプロ野球史上最大のスター選手・長嶋茂雄である。 長嶋は首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回の成績を残している。 「記録より記憶に残る男」と言われたが、実力でも屈指だった。
次の2012年6月24日の出来事は…。 腰痛から復帰したが史上41人目の通算2000安打。 望んでいた通り、本拠地のファンの目の前で偉業を達成した。 5月22日に1999本目を放った後にまさかの離脱。 王手をかけて1カ月以上という史上最長のブランクを「長かった」と振り返った。 「けがをしてから3回達成する夢を見たけどどれにもないヒット」。 8度の手術、前代未聞の無償トレードなどを乗り越え、夢にも描けなかったメモリアル打を中前へ運んだ。 歩行も困難な状況を「逆境こそ生きざまの見せどころ」と受け止めた。 高額のリハビリ器具を自費で買い風水の吉方位も訪問。 不屈の思いで戻ってきた40歳に万雷の拍手が降り注いだ。
次の歴代シーズン最多安打数ランキング! まずは、日本のシーズン内での最多安打のランキングのトップ3を表にしましたので確認してみましょう。 順位 選手名 チーム名 記録達成時 安打 打数 試合数 達成年度 1 秋山翔吾 西武 216 602 143 2015 2 マートン 阪神 214 613 144 2010 3 イチロー オリックス 210 546 130 1994 野球ファンなら誰もが知っているであろう巧打者たちがランクインしていますね! まず1位は西武を代表する左の巧打者、秋山翔吾選手が2015年に216安打を放ちランクインしています。 この年の打率は. 359と驚異的な数字を残しており、どれだけ凄いペースでヒットを量産していたのかが伺えますね。 2位には阪神に2010~2015年まで在籍していたマートン選手が、来日1年目で214安打を放ちランクインしています。 助っ人選手の大半は、来日1年目は日本の投手の投球スタイルに苦しみ、なかなか成績を残すことが難しいのですが、マートン選手は各審判のストライクゾーンの特徴や、投手一人一人のクセなどをノートに書いたり、自分で納得のいくまで残って練習を続けたりと努力家であることで知られています。 この努力が実って1年目から活躍することができたのですね! そして3位はオリックス時代のイチロー選手が1994年に記録した210安打がランクインしています。 記録的には3位に位置していますが、驚くべきところはイチロー選手はわずが130試合でこの記録を叩きだしており、イチロー選手より上位にいる選手のように140試合以上の試合数に出場していればイチロー選手の実力であれば、更なる安打数を更新していたのではないかと思ってしまいますね。 歴代通算最多安打数ランキング! では、続いてはプロ野球の歴代通算の最多安打を放った選手についてランキング3までまとめてみましたので、確認してみましょう。 順位 選手名 所属球団 通算安打 首位打者 最高打率 1 張本勲 日本ハム~巨人~ロッテ 3085安打 7回. 383(1970年) 2 野村克也 南海~ロッテ~西武 2901安打 1回. 320(1965年) 3 王貞治 巨人 2786安打 5回. 355(1973年) 日本国内での通算最多安打ランキングになりますが、どの選手もレジェンドと呼ばれるような選手ばかりがランクインしていますね。 その中でも1位の張本勲選手だけが唯一3000本以上の安打を打っており、まさに安打製造機と呼ばれるに相応しい成績を残していますね。 しかし、日本国内だけの記録では張本選手がトップですが、日米通算でカウントすると未だ現役でとてつもない数字を打ち出している選手が存在します。 イチロー選手の通算安打記録 2017年6月28日現在 年度 打率 試合 打席 打数 安打 NPB通算成績 0. 353 951 4098 3619 1278 MLB通算成績 0. 312 2564 10566 9785 3051 日米通算成績 0. 323 3515 14664 13404 4329 そう、既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、その選手はMLBでもレジェンド選手としてリスペクトされ続けているイチロー選手です! マイアミ・マーリンズで未だ現役で活躍し続けており、通算で前人未到の4329本の安打を放っています。 これは張本選手よりも1000本以上多くなっており、思わず日本でこれ以上の数字を残す選手が果たして現れるのだろうか?と思ってしまいますよね。 スポンサーリンク 世界記録もチェック! それでは次に、イチロー選手が活躍しているMLBなど世界に目を向けてみましょう。 もしかすると、イチロー選手はMLBで様々な記録を打ち立てていますのでイチロー選手の名前がまた出てくるかもしれませんね! 歴代シーズン最多安打数の世界記録はイチロー選手!マリナーズ時代 2004年 順位 選手名 安打数 達成年 所属チーム 記録達成時 1 イチロー 262安打 2004年 マリナーズ 2 ジョージ・シスラー 257安打 1920年 ブラウンズ 3 ビル・テリー 254安打 1930年 ジャイアンツ 3 レフティ・オドール 254安打 1929年 フィリーズ 世界記録第1位はマリナーズ時代にイチロー選手が打ち立てた262本になります。 イチロー選手は内野安打も多く量産し、投げた球をことごとくヒットコースに飛ばしていたため、バットを「魔法の杖」と例えられたりもしていました。 そしてそれまで1位に君臨していたジョージ・シスラーの記録を抜いた瞬間は、イチロー選手が世界的にも有名になった瞬間でもありました。 ジョージ・シスラーの記録を抜いたときの映像などをまとめた動画はyoutubeで検索すれば簡単に出てきますから是非見たことがない方はチェックしてみて下さいね。 歴代通算最多安打数の世界記録はピート・ローズ選手! 順位 選手名 通算安打数 所属チーム 1 ピート・ローズ 4256安打 レッズ~フィリーズ~エクスポズ~レッズ 2 タイ・カッブ 4191安打 タイガース~アスレチックス 3 ハンク・アーロン 3771安打 クラウンズ~ブレーブス~ブルワーズ 続きまして、歴代通算最多安打の世界記録ですが、ピート・ローズ選手がMLB通算で達成した4256安打が1位の記録となっております。 長打力はあまりなかったのですが、ミートセンスが長けていて通算2塁打もMLB歴代2位にランクインするなど、スイッチヒッターとしてMLBのレジェンド入りしている選手の一人ですね。 これについても、あくまでMLBのみの記録であり、 イチロー選手の記録は日米通算で4329安打とピート・ローズ選手をも上回っています! しかしながら日本では日本国内のみ、MLBではMLBのみのヒット数をカウントするため、日米通算での記録を良しとしない人がいるのも事実です。 イチロー選手はその人たちを黙らせるかのように、今もなおMLBでヒットを打ち続け、様々な記録を更新し続けています。 しかしMLBでは更に投手のレベルが上がるため、日米通算記録でも十分胸を張れる記録といっても過言ではないでしょう。 これからどんな選手がイチロー選手の後を追うような記録を作ってくれるのか楽しみですね! まとめ ・日本国内のシーズン最多安打は秋山翔吾選手で、シーズン216本の安打を放ち. 359という驚異的な打率を残している。 ・歴代通算最多安打は張本勲選手の3085安打で1位となっているが、日米通算ではイチロー選手が張本選手より1000本以上多く安打を放っている。 ・歴代シーズン最多安打の世界記録はイチロー選手の262本で、世界記録を更新した瞬間はイチローが世界的にも有名になった瞬間でもあった。 ・歴代通算最多安打の世界記録はピート・ローズの4256本となっているが、日米通算はイチロー選手が4329本打っており、記録には残らないがピート・ローズを抜いている。 関連記事 管理人のつれボーです。 野球をこよなく愛する一般人代表を自負しております。 野球の面白さや魅力を伝えるべく、私、つれボーに加えて複数の野球仲間と共に楽しく記事を執筆しています。 当サイトを通じて野球への興味が更に深まって頂けると大変嬉しく思います。 カテゴリー• 195• 245• 111• アーカイブ•
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