ストレス 扁桃腺。 【激痛】扁桃周囲膿瘍になった30代男性体験談。手術は?再発は?

【医師監修】扁桃周囲膿瘍は何が原因?どうやって治療するの?

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扁桃腺の腫れには患部を冷やすのが効果的! 喉の不快感から病院で診察し「扁桃炎」と診断されたことがある方も多いのではないでしょうか? 初めは喉が痛み、食べ物を飲み込みづらいくらいですが、次第に微熱から39度ほどの高熱が出て、関節痛や悪寒が現れてきます。 さらに病状が進むと、膿栓がついて白くなることもあるので、早めの対策が重要です。 また、これとは別に、 慢性扁桃炎というのもあります。 こちらは扁桃炎が常習化したような感じで、頻繁に喉の腫れが出るのが特徴ですが、さほど熱は高くはありません。 どちらかといえば微熱が出て倦怠感を覚えることの方が多くなります。 扁桃腺の腫れは炎症を起こしているので、まずはうがいをし、喉の周辺や首筋を冷やすことで痛みを軽減させることができます。 扁桃腺の痛みが起きる理由は、喉の乾燥と免疫力の低下で、喉が乾燥しているとウイルスが繁殖しやすくなるので扁桃腺が腫れやすくなるのです。 またストレスや疲れによって免疫力が低下し扁桃炎を発症する場合もあります。 適度にストレスを発散しなるべく体を休めるようにしましょう。 扁桃腺が腫れた時に効果的に冷やす方法 では、一体どうやって冷やせば良いのしょうか。 冷やす時に使用するものは、濡れタオルや保冷剤、湿布やなど、ご家庭にあるもので構いません。 湿布はカットして、痛みが激しい箇所へ直接貼り付けます。 タオルの場合は、氷水に浸してよく絞り、炎症を起こしている患部へ直接あてます。 冷やす場所は首の横のリンパ部分か正面のあたりにすると効果的で、この部分を冷やすことによって、炎症している患部の血流が穏やかになり、痛みを和らげることができます。 また、冷たいタオルで冷やすのは、痛みを軽減するだけではなく、体温を下げる効果もあります。 扁桃腺が腫れている場合は、熱が出ていることが多いので一石二鳥ですね。 ここで注意したいのが、夏場の発熱時には冷やすことでメリットがありますが、冬の寒い時期に首回りを冷やすと体温が下がり発熱につながってしまいます。 これを踏まえて、常時冷やさないことを心がけ、痛みが激しいときのみ冷やすことが大切です。 扁桃腺が腫れた時は冷やす以外にも対処法があった! ここまで、扁桃腺が腫れて痛みや熱を持っている場合に患部やリンパを冷やすことで、熱や痛みが軽減されることをお話ししました。 これはあくまで一時的なものであり、扁桃腺の腫れや痛みによる熱は下げることよりも、熱を上げる力のほうが強いので、病気で発熱しているときに、外部的な手段で解熱を試みてもあまり効果がないという医師もいます。 本来は、体の内側から治して行くことも大切になってきます。 もちろん病院に行き薬を飲むことも大切ですが、その他に免疫力を高める食事をとるように気をつけることです。 柑橘系の果物にはビタミンCやビタミンEが豊富に含まれており、ビタミンCは疫力を高めビタミンEは抗炎症作用があるので扁桃腺の炎症を控えてくれます。 また、ハチミツには抗菌作用があり、さらに保湿効果の高い分子構造になっているので乾燥から喉の粘膜を保護する力があります。 扁桃腺が腫れているときは喉の不調で食欲がないことが多いので、果物を絞ってジュースにして飲むのがおすすめです。 もう繰り返さない!4つの扁桃腺の腫れ予防法 炎症を起こしているときは、体の免疫力を高めウイルスを駆除しようとしている証拠です。 そんな時は体の免疫力が低下し扁桃腺にウイルスが増殖しやすくなっています。 日頃から免疫機能を高める生活を心がけることが扁桃腺の腫れを繰り返さないためにも大切なことです。 ここでは4つの予防法を紹介したいと思います。 マスクをつける・・・他人にうつさないためにも、家にいてもマスクをしましょう。 喉の乾燥を防ぐこともでき効果は十分期待できます。 うがいをする・・・ただの水よりは殺菌作用のあるうがい薬の方がよいでしょう。 こまめにうがいをして喉に繁殖した菌はを洗い流すようにすることが大切です。 頻繁にうがいができないという方のためにも、今は持ち運びができて手軽に患部を殺菌できるスプレー薬などの市販薬も販売されています。 ツボをおす・・・ツボをおすということはリンパの流れを刺激するということです。 体調不良や部分的な痛みは、リンパの流れが悪くなっていることが原因なのでリンパの流れを良くして痛みを和らげるのは理にかなった方法です。 症状が出てもすぐに病院に行けない時、誰でも簡単にできる対処法 扁桃腺が腫れて喉が痛い、熱っぽいと思っても、なかなか仕事を休むわけにもいかず病院に行く時間もないという方もいらっしゃるでしょう。 細菌に感染しているので抗生物質が有効な治療手段になりますが、残念ながら抗生物質や抗ウイルス剤は医師の処方がないと購入することができません。 その場合、薬局で購入できるのは、うがい薬や喉に塗るスプレー式の薬、漢方薬になってきます。 食事も喉が痛いので飲み込みが辛いですよね。 そんな時は喉に負担がかかりにくく、喉を冷やす意味で食べるゼリーや飲むタイプのゼリー、通常のヨーグルトよりもタンパク質が豊富なギリシャヨーグルトを食べれのも有効的です。 食べやすい果物でビタミンCが豊富なもので、柿やキウイフルーツもいいですね。 とにかくしっかり栄養を摂って免疫力をアップさせることが大切です。 疲労回復や免疫力を維持するためにも、最低6時間以上の十分な睡眠をとることを心がけましょう。

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急性扁桃炎(きゅうせいへんとうえん)とは

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扁桃腺炎の原因や症状は? 扁桃腺炎は、舌の付け根の両側にある扁桃腺に菌やウイルスが増殖することで発症します。 過労やストレス、口の中の乾燥などが原因として考えれます。 そして、喉の痛みだけではなく、高熱や関節の痛みなどの症状もあります。 扁桃腺炎は、慢性化すると他の臓器にまで障害が及ぶ可能性があるため、原因や症状をチェックして風邪との違いを把握することは大切です。 一日でも早く治すために行うべき方法を7つ紹介するので、1つ1つ確認していきましょう。 そのため、体の免疫機能を上げて細菌やウイルスと闘う力をつけなければいけません。 なるべく安静に過ごすことによって、免疫機能の働きを助けてあげましょう。 仕事が気がかりであったり、なかなか外せない用事があっても、 ここで無理をしてしまうと、扁桃腺炎が長引いてしまう可能性があります。 扁桃腺炎が悪化すると、扁桃周囲炎といった扁桃腺の周りに炎症が広がってしまう状況にもなりかねません。 一度しっかり休みましょう。 大切なことは、喉に異変が現れたら早急に病院に行くということです。 初期の段階で薬の内服を開始した場合は1週間以内に治ることが多いです。 痛みや発熱が悪化してからでは、治るまでに2週間ほどかかってしまう場合もあります。 抗生物質は病院で処方してもらえるため、医師から処方された薬は用法容量をよく守り、必ず飲みきりましょう。 扁桃腺炎の原因である細菌やウイルスがさらに繁殖してしまうことを防ぐため、うがいは重要になります。 市販のイソジンを使用することで、口の中をさらに清潔に保つことを助けてくれます。 冬場など乾燥しやすい季節は、加湿器などを使用して部屋の湿度を40%~70%程度に保ちましょう。 マスクを着用することも有効です。 また、こまめに水分を摂ることも効果的です。 はちみつと紅茶には高い殺菌作用があります。 さらに、ショウガを入れることで体を芯から温めてくれます。 体温が高い方が体の免疫力がアップするので、扁桃腺が腫れる前に予防として飲んでも効果が期待できます。 また、大根も炎症を抑える効果が期待できる食べ物です。 温かいスープに大根おろしを入れると、喉も温まるためおすすめです。 また、栄養価の高い食事を心がけ、生活リズムを整えましょう。 しかし、喉が痛くて食事を摂りづらい時は、アイスクリームや栄養ゼリーがおすすめです。 食べやすいことに加え、高カロリーのため、体が細菌やウイルスと闘うエネルギーになります。 そのため、ストレスが溜まっていると扁桃腺炎も治りにくくなってしまいます。 普段から風邪をひきやすい人は、定期的なストレス発散を心がけましょう。 そのため、喉を温めることによって菌やウイルスの繁殖を抑えることができます。 紅茶などのように温かい飲み物を飲んでも効果的です。 この場合は、口の奥で一度飲み物を停留させるとよく温まります。 また、首元にマフラーを巻いたりカイロを当てることでも効果が期待できます。 扁桃腺炎の痛みを和らげる3つの方法! 扁桃腺炎を治すことも痛みを取り除くことに繋がりますが、なるべく早く痛みは消えて欲しいですよね。 そこで、今すぐにでも痛みを和らげたいという方のために3つの方法をご紹介します。 あくまで応急処置だと思ってご覧下さい。 また、唾液が少ないと口の中に菌が繁殖しやすくなるため、飴をなめることは予防の面でも効果的な方法です。 抗生物質は、扁桃腺炎の原因である細菌の増殖を抑える根本的な治療ですが、 ロキソニンなどの消炎鎮痛薬は、細菌の増殖を食い止めることはできず、喉の痛みなどの症状を和らげる働きをします。 熱を持っている部分を冷やしてあげることで一時的に炎症が和らぎ、痛みも軽減します。 冷たい水に浸したタオルや保冷剤をタオルで巻いたものを首にあてて冷やしましょう。 また、首には大きな血管が通っているため、発熱している場合は首元を冷やすことで体温を下げる効果も期待できます。 まとめ 扁桃腺炎を治すには、炎症を抑える効果のある食べ物を摂取したり、こまめに水分摂取することが大切です。 また、ストレスの少ない生活を心がけて免疫力を高めることで扁桃腺炎の治りを早めるだけでなく、他の病気にもなりにくくなります。 しかし、ここで気をつけたいのは、まずは病院を受診すべきという点です。 扁桃腺炎が慢性化すると他の臓器に影響を及ぼすこともあります。 喉に違和感が現れたら早めに病院へ受診することで、早く治すことが出来ます。 なかなか忙しくて病院に行く時間がないと思っていても、早く治すことは結果的に仕事や家事などのパフォーマンスを上げることに繋がります。 体調が悪い時は、まず家族や仕事仲間に頼ってくださいね。

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扁桃腺が腫れる6つの原因と治療法!手術の可能性も?!

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Contents• うつ病は『脳の病気』 うつ病は、明確に『脳の病気』です。 ストレスが原因で、『脳』という器官が機能不全に陥っている状態です。 少し難しく感じるかもしれませんが、順を追って、できるだけ解りやすく説明します。 うつ病の原因を脳科学の視点で理解することには、とても大きなメリットがあります。 周囲の理解を得られる 脳の病気だと解れば、さすがに「気の持ちよう」とは言わないでしょう。 他の病気と何ら変わりなく、異常が起きている場所があるのですから。 有効な対策を立てやすくなる そもそも病気の正体が分からなければ、対策の打ちようがありません。 たとえば花粉症の正体が分からず、風邪だと思われていた頃は、「体調管理がなっていない!」などと心無い叱責を受けたでしょう。 自分でも、なぜ治せないのか分からず、途方に暮れ、有効な対策を打てなかったはずです。 ところがアレルギーだと解ると、たちまち偏見はなくなり、様々な対策を打てるようになりました。 花粉症のメカニズムを知り、症状が出る理由が解った結果です。 うつ病もメカニズムを知り、何故うつ病の症状が出るのかが解れば、有効な対策を講じることが出来ます(何もせずに休むことも対策のひとつです)。 また、医師からのアドバイス「散歩をすること・規則正しい生活」などを、理解しやすくなります。 人間、納得いかない事には身が入らないものです。 私が実際に行った対策を、こちらの記事で紹介しています。 では、脳科学の側面から見た、うつ病の原因を解説していきます。 うつ病のメカニズムを知る上での予備知識 アメリカの神経生理学者ポール・マクリーンの説によると、人間の脳は三層構造をなしているとのことです。 これを踏まえた方が 『うつ病のメカニズム』を理解しやすくなります。 爬虫類の脳(脳幹) 呼吸や心拍、食べる・寝るといった、基本的な生命維持に関与 動物の脳(大脳辺縁系) 食欲・性欲・睡眠欲・意欲などの本能と、感情や記憶を司る 人間の脳(大脳新皮質) 言語機能・論理的な思考・理性を司り、知的活動全般に関わる まずジュラ紀や白亜紀といった爬虫類の時代があり、恐竜の絶滅のあとに哺乳類が繁栄し、やがて人類が誕生し発展した。 そう考えると、『脳の進化』の歴史が解ると思います。 うつ病の原因~症状が発生するメカニズム 三つの層、それぞれに起きている、うつ病の原因を説明していきます。 原因その1~爬虫類の脳~本能的 爬虫類の脳である『脳幹』には、『セロトニン神経』のほとんどが集中しています。 最も有名な『うつ病の原因』は、「セロトニン不足」ではないでしょうか? 『セロトニン』は「癒しホルモン」と呼ばれ、安心感を与えてくれます。 また、興奮系の物質『ドーパミン』『ノルアドレナリン』を調整し、気分を安定させる働きがあります。 これら気分に関係する物質を総称して『モノアミン』と呼ぶことから、その量が減少することで『うつ病』が発症するという説を『モノアミン仮説』と言います。 抗うつ剤として処方される主な薬にはセロトニンを増やす作用があり、一定の効果が得られているため、長い間支持されてきました。 しかし、抗うつ薬を飲んでから数時間で脳内のセロトニンが増えているのに、効き目が現れるのに2週間以上かかってしまうタイムラグの『謎』を説明できません。 『謎』を説明できる新たな仮説 近年、その『謎』を説明できる仮説が登場しました。 それは、『神経可塑性仮説』です。 「脳の可塑性(かそせい)」とは、刺激や状況に応じて、「脳には変化する能力がある」ということです。 例えば、新しい知識や技能の習得をすれば、神経ネットワークは「変化」します。 また、脳を損傷し、身体の一部が動かなくなったとしても、別の神経細胞がカバーしたりします。 この、「変化」することが「可塑性」です。 脳内には、『BDNF(脳由来神経栄養因子)』という、いかにも脳に良さそうな名前のタンパク質が存在しています。 これは「脳の栄養分」のようなもので、• 神経細胞の新生を促す• 今ある神経細胞を維持する• 脳内の神経ネットワークを強化する• 神経伝達物質(セロトニンなど)の合成を促進する といった、とても有り難い作用があります。 最近まで「脳細胞は一度死滅すると、再生することはない」と言われ続けてきましたが、現在では、後天的にも新たに増えることが科学的な常識となっています。 まさしく、「脳には可塑性がある」ということです。 この『BDNF』が、うつ病の人では減少していることが確認されています。 ストレスにより神経細胞がダメージを受けても、改善され難くなっているのです。 すると、神経細胞から分泌される『モノアミン』も減少し、うつ病が発症するというメカニズムです。 BDNFは抗うつ薬を飲むことで増えるため、セロトニンを介して分泌されると考えられています。 つまり、「抗うつ剤によってセロトニンが増え、それを介してBDNFの産生が増加する。 そして、神経細胞の新生や成長を促進するまで2週間以上かかる。 」と考えれば、タイムラグの『謎』が解明されます。 ということで、やはり『セロトニン』を増やすことは重要なようです。 セロトニンを増やすには 「太陽光を浴びること」と「運動をすること」です。 自然界で生きていれば、当たり前に行われることです。 本能的な脳なので、そこに働きかけることが有効です。 かつては私たち人類も、日の出とともに活動を始め、太陽が沈んだら休むというサイクルで生活していました。 移動手段も「車や電車」ではなく、「歩く・走る」です。 朝日を浴びることによって『セロトニン』が分泌され覚醒し、暗くなるとセロトニンを原料に「睡眠ホルモン」と呼ばれる『メラトニン』が合成され、睡眠へと導きます。 自然な睡眠に入るためにも、セロトニンを増やすことは大切なのです。 朝が難しい場合でも日光浴は効果がありますので、30分を目安に行ってください。 運動にも絶大な効果があります。 『セロトニン』のみならず、『ドーパミン』『ノルアドレナリン』を増やす効果もあります。 また運動により、『BDNF』そのものが増えることも明らかになっています。 とにかく運動には、「脳の可塑性」を好転させる、素晴らしい効果が満載です。 詳しくは、こちらをご覧ください。 お勧めの運動は、ウォーキングとジョギングです。 同時に日光を浴びることが出来るからです。 息は上がるが会話はできる程度のスピードで、20分~30分が目安です。 原因その2~動物の脳~野性的 あの忌まわしい、つらくて苦しい『うつ病の症状』を生み出しているのは、脳のどの部分なのでしょうか? それは、「感情」を司る『扁桃体(へんとうたい)』です。 扁桃とは、アーモンドの日本語名で、その名の通りアーモンド形をしている、直径1㎝ほどの小さな部位です。 『脳の三層構造』の第二層にあたる『大脳辺縁系』にあります。 扁桃体は、「快・不快」「好き・嫌い」の判断をします。 野性的であるがゆえに、とりわけ『 生命の維持』を脅かすような経験にまつわる『感情』を記憶しておくことに、大きく関わっています。 扁桃体によってもたらされるネガティブな感情は、 『不安』『悲しみ』『自己嫌悪』『恐怖』『焦燥感』などです。 うつ病を経験した人なら解ると思いますが、これって、まさしく 『うつ病の症状』そのものだとは思いませんか? 本来は、危機に対する防衛本能 扁桃体による『恐怖』の感情があるからこそ、危険を回避することができます。 たとえば自然界においてトムソンガゼルがチーターに遭遇したら、即刻、命が危険にさらされます。 呑気に日向ぼっこをして、セロトニンに癒されている場合ではありません。 気配を感じただけで、相当「ドキッ!」とします。 相手は、最高時速110キロを誇り、トムソンガゼルの時速80キロを大きく上回ります。 セロトニンの分泌を止め、一気に緊張を走らせ臨戦態勢を整えます。 血糖値が上昇し、血圧が高くなり、心臓がバクバクと鼓動します。 全身の筋肉に血液を送って、ベストパフォーマンスで逃げるためです。 また、痛覚神経を麻痺させ、血液が固まりやすくします。 傷を負っても、回避行動を続けるためです。 これは、ストレスホルモンと呼ばれる、 『コルチゾール』や『アドレナリン』 などの作用によるものです。 重要なのは、逃げ切ってしまえば臨戦態勢は解かれ、「危険は去ったのだ」と安心感を与えるセロトニンが発生し、ストレスホルモンは正常値に戻るということです。 なぜ、マイナスに働いてしまうのか? かつて私たち人類の祖先も、厳しい大自然の中で天敵や未知なるものに遭遇し、「敵と戦うか、逃避するか」の判断を迫られました。 その生き残るためのシステムが、今も引き継がれています。 『扁桃体』は、動物や爬虫類にもある古い脳です。 よって、あまり高度な情報処理はしません。 下手をすると「猛獣との遭遇」と「大嫌いな上司との遭遇」を、同じような『生命の脅威』と勘違いしかねません。 判断基準が「快・不快」だからです。 もちろん、私たちは二つが違うものだと認識できます。 それは、後述する『人間の脳』が高度な情報処理をするからです。 私たち人間が強いストレスを受けると、扁桃体は昔の名残で、『生命の危機』から私たちを守るための反応をします。 『コルチゾール』『アドレナリン』を分泌させ、チーターに遭遇したトムソンガゼルのように、臨戦態勢を整えます。 アドレナリンは緊急時に分泌され一時的なものですが、 コルチゾールは慢性的に蓄積していくという性質があります。 さて、「猛獣」と「上司」には、うつ病に関わる決定的な違いがあります。 「猛獣」が相手なら、戦うにせよ逃げるにせよ、ストレスは短時間で去っていきます。 それに対して「上司」は、長期に渡って居座り、ストレスを放ち続けます。 この、いつまでも終わらない「慢性化したストレス」を、『動物の脳』は経験したことがありません。 扁桃体にとっては、かなりの異常事態でしょう。 何といっても、想定外のストレスなのですから。 更にコルチゾールを分泌させ、未知のストレスへの対抗を試みても、しつこく「嫌な上司」はそこに居ます。 この事態に偏桃体はパニックを起こして、とうとう 『暴走』を始めてしまい、 ネガティブな感情で「脳全体を制圧」します。 それがコルチゾールの過剰分泌に拍車をかけ、脳に届くことにより事態はさらに悪化します。 海馬の萎縮 『海馬』とは、タツノオトシゴのような形をしている 「記憶」を司る器官で、扁桃体とくっつくように存在しています。 この海馬が、コルチゾールの過剰分泌を抑える役割を担っているのですが、暴走した扁桃体による「脳の制圧」はあまりにも強烈で、制御しきれなくなります。 その結果、 コルチゾールによって海馬は破壊され、委縮してしまいます。 「物覚えが悪くなった」と感じるのは、このせいです。 なんとも怖い話ですが、海馬は『運動すること』や『抗うつ剤の作用』で、「脳の可塑性」により元に戻るので安心してください。 まるでコルチゾールが悪者のようですが、 本来は生命維持のために必要不可欠なホルモンです。 あくまで、「過剰」が良くないのです。 原因その3~人間の脳~理性的 前述のとおり、「猛獣」と「大嫌いな上司」を違うストレスだと認識できるのは、『人間の脳』を持つが故です。 中でも、抽象化能力に優れた 『前頭前野』が、その役割を担っています。 進化的に最も新しい脳で、階層的に最上位にあり、「脳の最高中枢」と呼ばれています。 その中に、 『DLPFC(背外側前頭前野)』という領域があり、うつ病に深く関係していることが研究で分かっています。 DLPFCには、二つの役割があります。 『理性』『意欲』『論理的思考』を司り、『前向きな考え』を生み出す• 『扁桃体の暴走』にブレーキをかける 本来であれば、上位にある脳は低位にある脳よりも優位性を持つため、 『偏桃体』の勘違いに介入し、理性により「猛獣と上司は違うよ」と言い聞かせてコントロールします。 しかし「慢性化したストレス」を受け続けると機能が低下し、その支配力が失われていきます。 そして、ついに偏桃体が理性を振り切って暴走すると、その負の感情に飲み込まれてしまいます。 ここの機能が低下してしまうと、どのようなことが起きるのか?• 頭に霧がかかったように思考力・判断力が鈍くなり、ボーっとする。 意欲がなくなり、何もする気が起きない。 前向きな考え方が、ほぼ不可能になる。 嫌な記憶しか思い出せない• 扁桃体の暴走が止まらなくなり、『悲しみ』『不安』『恐怖』『絶望感』『焦燥感』に絶えず支配される。 こちらの意思とは無関係に…。 これは仮説ですが、ここまでうつ病の症状を的確に説明している以上、まったくの的外れということはないと思います。 うつ病の原因とは 「長期間のストレスの蓄積で、『扁桃体』が過剰に反応し始め、それを鎮める役割を担う『DLPFC』も正常に機能しなくなる。 そのため、『扁桃体の暴走』が起きてしまい、コルチゾールを過剰分泌させる。 その影響で、『海馬』をはじめ『神経細胞』がダメージを受けるが、『BDNF』も減少しているためダメージの修復が出来ない。 すると、『神経細胞』から分泌される『モノアミン』の量も減ってしまうため、『安心感』や『やる気』が阻害され、気分が落ち込んでしまう。 」 と答えることができます。 最後に うつ病に対する理解が広がり、治療の妨げとなる『偏見』や『差別』がなくなる日を願ってやみません。 また、治る病気なのだと知っていただき、克服に向けた原動力となれれば、こんなに嬉しいことはありません。 私もまだ克服の途上なのですが、共にやっつけてやりましょう!.

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