駆ける、活きる、護る。 果てなき冒険を思いのままに。 広大な世界を舞台に、どこに行くのも、何をするのも、冒険のすべてがあなた次第。 野生動物を狩って過ごすのか? 魔物を退治しに行くのか? 絶景ポイントを見て回るのか? 走る、泳ぐ、飛ぶ、登る、どこまでも広がる世界で思いのままに冒険を楽しめる。 Nintendo Switchなら、自宅のテレビでじっくりプレイした続きを外出中に楽しむなど、プレイスタイルも自由自在。 日本ゲーム大賞2017 - 大賞受賞。 The Game Awards 2017 - Game of the Year受賞。 Awards 2017 - Game of the Year受賞。 Game Developers Choice Awards 2017 - Game of the Year受賞• 対応言語:日本語, 英語, スペイン語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, オランダ語, ロシア語, 韓国語, 中国語.
次の5枚のCDには4神獣の紋章と一撃の剣が刻印されてます。 オマケはクリアファイル、缶バッジ型プレイヤー、曲目の小冊子。 小冊子には、曲作りの裏話的な座談会も掲載され、なかなか読み応えありました。 クリアした今もなお遊び続けてる、オープンワールド楽しくて離れられない! 曲を聴くとそれぞれの共闘、それぞれの想いなどが蘇り今でもジーンときます。 個人的にはコーガ様戦、導師戦、ウルボザvsイーガ団などの疾走感ある和洋折衷曲がオススメです。 ぜひダウンロードコンテンツも買ってみてね! 「フィールド音楽が地味過ぎてつまんなかった」って意見もありますが、瀕死での敗走から100年も経ってて、勇者の存在などとっくに忘れ去られた世界で己が何者なのかも分からない状態で目覚め、孤独なリベンジ戦にひっそりと臨むってところなのに、ジャンジャカ鳴り物入りで登場したらそれこそこっ恥ずかしいしゲームの雰囲気に合わないよ!と思います。 ブレスオブザワイルドはこれでいいんです、これだからいいんです。 勇者っぽい旅をお望みの方はブレスオブザワイルドではなくFFシリーズやドラクエシリーズやりましょう! 商品レビューというよりゲームの感想になってしまいました、失礼しました。 タイトルどおり、素晴らしいゲームには素晴らしい音楽があります。 これは映画、ドラマ、PV、アニメなどなど映像媒体すべてに共通することであり、ゲームも例外ではありません。 名作と呼ばれるゲームには、やはり素晴らしい音楽がありました。 昨年、海外のGame of the Yearやアワードを総なめにし、世界中のプレイヤーから高い評価を得た「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」ですが、音楽もゲームと同等のクオリティをもって、堂々と名作たちへの仲間入り果たしたと言えると思います。 しかもその中でも最高峰と言えるクオリティで。 収録曲は、DLCの第2弾まですべて収められています。 曲順はストーリーの流れに沿っているので、ゲームの記憶を追体験できるでしょう。 ピアノをメインにおいて、ストリングス、パーカッションと全体的にクラシカルなサウンドで統一されていますが、オープニングで広大な世界への実感と感動をもたらせた「メインテーマ」をはじめ、劇中ではっきりとメロディの記憶を残したカッシーワ関連の歌、自然に寄り添った馬宿やフィールド曲、神獣やカースガノンとの激闘BGMなどなどサウンドの幅は広く、クラシカルという枠を軽く飛び越えています。 個人的には、やはり「ミファー」関連の音楽が素晴らしかったですが、ブックレットに書かれていた「ミファーなんだからミとファでしょ」みたいな感じで制作されたことには驚きました 短いですが楽譜も書かれています。 なので、「シドのテーマ」はシとド。 「名前の音に関連させてつくる」というのもすごいですが、さらに「神獣・ヴァ・ルッタ戦」は、そのシとドをミとファに置き換わるように移調しているというこだわりようで、アイディアと音楽の素晴らしさを同調させている点は見事としか言いようがないです。 また、豪華な特典に目が奪われがちですが、上記のようにブックレットの内容が素晴らしいです。 サウンドディレクターの岩井さんをはじめとしたBOTWの音楽チーム4人による座談会は、計10ページにもわたり、BOTWの音楽がいかにして生まれたのか、たっぷりと語られています。 今回のゼルダは、こうした音楽の仕掛けの積み重ねでより没入感を強めているのでしょう。 そういった意味では、これらのサントラはあくまでパーツに過ぎず(パーツというにはあまりに豪華ですが)、ひとりひとりのプレイヤー体験をもってBOTWの音楽は完成するのかもしれません。 ゲームという枠に留まらず、一つの素晴らしい音楽としていつまでも手元においておきたい作品です。
次の日本のゲームメーカーが久しぶりにこのゼルダでゲームオブザイヤーを獲りました。 もう10年以上も獲れていなかったため日本のゲームは終わったとまで言われたりもしました。 でも復活! 世界を黙らせただけあって完成度が凄い。 泳いだり空を飛んだり馬で駆け回ったり、もうなんでも出来ます。 キャラを動かしているだけでワクワクするゲームというのも久しぶりではないでしょうか。 このゲームの楽しさはもうこれです。 リンクを自由に操れる楽しさ。 世界を自由に旅できます。 ゲームのメインストーリー自体はわりとベタなもの。 英雄リンクとなって悪の帝王を倒すという使命が与えられます。 王道中の王道的な物語設定。 オリジナル主人公を作れたりもしません。 主人公はリンクです。 最初から決まっています。 下手したら設定に縛られた狭いゲームになりそう。 でもそうならなかったのは自由度が高いから。 「プレイヤーはリンクとなって世界を救ってください。 じゃああとはヨロシク」という感じで世界に放り出されます。 「えっちょっと待って、それだけ?どこに行けばいいの?どうやって魔王を倒せばいいの?」 そんな感じで物語は幕を開けます。 リンクを操って魔王を倒さないといけないけど、やり方はプレイヤーに任されています。 あとは完全に自由。 ただ広大なオープンワールドが用意されているだけ。 この自由度の高さこそがまさにオープンワールドです。 それを象徴するのがyoutubeにあげられていた45分の最速クリア動画。 ゲーム開始からわずか45分でラスボスをやっつける動画がアップされていました。 ゼルダの伝説は45分でクリアしようと思えばできるのです。 どこに行くかはプレイヤーの自由です。 いきなりラスボスのところに向かってもいいんです。 どこにいるかはわかっています。 ただラスボスは異様に強いのでゲーム開始後に戦いを挑んでもボコられて3秒でやられます。 45分でクリアした人は神業的なテクニックを駆使してノーダメージでクリアしていました。 すべての攻撃を避けられる超人的な反射神経の持ち主なら45分でクリアできます。 でも普通の人がいきなりラスボスに戦いを挑んでも3秒で殺されます。 攻撃を全部避けることなどほぼ不可能。 だから世界を旅して魔王を倒す方法を見つけないといけません。 フィールド上には敵がたくさんいます。 戦闘を繰り返しながらプレイヤー自身が成長していかないといけません。 リンクを成長させるのではなくプレイヤー自身の成長が求められます。 どういうことかというと、このゼルダの伝説にはレベルという概念がありません。 だからいくら敵をやっつけてもリンクは成長しません。 成長するのは自分自身です。 ザコ戦を通じて戦い方をおぼえていく感じです。 レベル上げを廃止したというのは画期的です。 そもそもレベルなど不要です。 どうせレベルを上げてもそれに合わせて敵も強くなります。 自分だけ強くなるわけではないのでプラマイゼロ。 レベルなど世界を自由に旅させないための制作側のコントロール装置です。 ゼルダの伝説では防具や武器だけで強さが決まります。 世界を旅したり敵と戦うのはいい武器や防具を見つけるため。 敵とあまり戦わずそうした装備を集めることも可能なので、無理して敵と戦わなくてもゲームを進めることは出来ます。 一番重要と思われるHPを上げる方法もレベルによるものではありません。 世界各地に散らばるパズルを解くことでHPが増えます。 ゼルダの世界には100を超える数のほこらがあります。 中はパズルのようになっていて、謎を解いてゴールに到達することでほこらはクリアとなります。 クリア後にHPをアップさせるためのアイテムがもらえます。 ほこらには敵が基本的に出てきません。 パズルが解けるかどうかの勝負です。 このパズルがゼルダの評価を高めたといってもいいでしょう。 非常に謎解きがよく出来ています。 ほこらのゴール地点は画面の奥に見えていたりするのですが、でも階段がないのでゴールのところまで上がれなかったりします。 「どうやって上がればいいのだろう?」 「装置が3つ用意されている。 これをどうしたらいいのだろう?」 「ベルトコンベアーみたいなのが邪魔して先に進めない。 どうやって突破するのだろう?」 そんな感じで毎回のようにほこらでは苦労させられます。 ちょっと難易度が高すぎるのではないかと思えるぐらい難しいです。 しかし今はネットで簡単に答えを調べることが出来る時代です。 多少難しいほうがやりがいがあります。 れび丸もなるべく答えを見ずにパズルを解こうと頑張りましたが、全体の10%ぐらいのほこらはどうしても謎が解けず攻略サイトのお世話になりました。 どのパズルも非常に出来が良いので謎解きの楽しさを存分に味わえます。 フィールド上の戦闘や冒険とはまた違う楽しみが用意されているためパズルがいいアクセントになっています。 戦闘では指が疲れますがパズルでは頭をかなり使わされます。 ゼルダの伝説の評価を高めた要素はたくさんあるのですが、ダンジョンが存在しないというのも成功の大きな要因です。 広大なオープンワールドを用意しておきながらナゼか狭いダンジョンでばかり戦わせたがるゲームが多いです。 ゼルダの作者はそうした風潮に不満があったのでしょう。 作者は広いフィールド上で戦闘がしたかったのでしょう。 ゼルダの戦闘はほぼフィールド上だけで行われます。 面倒で何の面白みもない洞窟探索などありません。 これかなり効いてます。 今後はゼルダのようなダンジョンなしのゲームが主流となっていくのではないでしょうか。 ゼルダを遊んでいると制作者のこだわりを随所に感じます。 おそらくいろんなゲームを遊んでいろんな不満を溜めていたのでしょう。 「なんで狭いダンジョンばかり探検させられるんだ!」 「なぜ崖を登れないんだ!」 「なんでレベル上げなんてあるんだ。 意味ないだろ!」 そうした作者の不満を全部転換して完成させたゲームがゼルダです。 作者のやりたかったことがゲームに全部詰まっている感じがします。 空を飛べるというのなんてまさに作者の願望そのもの。 誰だって空を飛びたいですよね。 でも飛空艇などで空を飛びたいのではありません。 生身の体のまま空を旅したいのです。 もっとわかりやすく言うと、高いところから飛び降りたいのです。 高い塔とか崖に登ったら豪快に飛び降りたいですよね。 ゼルダはこれが出来ます。 グライダーがあるからパラシュートみたいにゆっくりと安全に降りていけます。 これ大きいです。 高いところから飛び降りたいというのはみんなが感じることです。 でも出来ていないゲームが多いです。 ゼルダはこうしたみんなが感じる願望がちゃんと出来るようになっているゲームです。 だからこそゲームオブザイヤーに輝いたのです。 ゼルダの成功を語るときもうひとつ忘れていけないのはストーリーの問題です。 ゼルダにはほとんどストーリーがありません。 魔王を倒すという最終目標が与えられるだけ。 ゲームって実はストーリーを作ったら負けです。 ストーリーでゲームは面白くなりません。 システムの良し悪しがすべてを決定します。 ゲームを作る才能のない人ほどストーリーを作ろうとします。 でもゲームはシステムがすべてです。 ゼルダを遊ぶとそのことがよくわかります。 ゼルダにはストーリーがありません。 ただ大暴れできる世界が用意されているだけ。 しかしそんなゼルダにもただひとつだけ物語が用意されています。 ゼルダ姫の物語です。 これが少しだけゲームに関わってきます。 ゼルダ姫の物語を完全に無視してもゲームはクリアできます。 でも無視できる人はいるのでしょうか。 多くの人はこの物語を追いたくなります。 そしてゼルダ姫の物語に導かれるようにしてラスボスへと戦いを挑むことになります。 この構成が見事ですね。 ゲームにストーリーはいらないけど、追いたい人は追えるようにしておく。 この絶妙な塩加減がゼルダはちゃんと出来ています。 ストーリーだけで売上がアップすると勘違いしている制作者には見習って欲しい部分です。 久しぶりに日本にゲームオブザイヤーをもたらした大傑作ゲームです。 もう最高点をあげてもいい出来です。 しかし最後にゼルダの伝説の駄作要素も2つだけ紹介しておきましょう。 この2つの欠点がゼルダの価値を落としてしまいました。 ひとつは雨のせいで崖に登れなくなること。 雨で手が滑るのはわかりますが、完全に登れなくなるのはひどいです。 そのせいで崖の前で雨がやむまでボーっと待ってないといけません。 せめて普段よりスタミナを消耗する程度で留めておくべきでしょう。 完全に登れなくしても無駄にボサ待ちさせられるだけです。 もうひとつの欠点はしゃがみ問題。 方向スティックを押し込むとリンクがしゃがむように設定されているため、戦闘中に間違ってリンクが何度もしゃがんでしまいます。 そのせいで敵から無駄に攻撃をくらいます。 任天堂スイッチは子供を対象に作られているためスティックがかなり柔らかいです。 そのため押し込みもユルくてすぐ間違って押し込んでしまいます。 別売りのコントローラーは固くてまだマシなようですが、わざわざこれのために高い別売りコントローラーを買いたくありません。 押し込み問題なんて方向スティックが登場したプレステ1の頃から言われていることです。 なぜ2017年になってもまだやらかしてしまうのでしょうか。 ダブルクリックじゃないとしゃがまないようにしておけばいいだけです。 しゃがみ問題なんてそれだけで簡単に解決します。 なぜ任天堂のような大手がこんな初歩的なミスをやらかすのか不思議でなりません。 最後に少し文句もいったりしましたが、ゼルダの伝説は間違いなく傑作です。 ゼルダの伝説をやるためだけに任天堂スイッチを買ってもいいぐらいです。 アクションの軽快さとパズルの難解さ、世界を旅する楽しさ、ゼルダ姫の物語など、傑作要素がたくさん詰まっています。
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